スティーブ・ジョブズは、日々のコーデに時間を費やさないように、毎日同じ服装をしていました。コーディネートを考えるのは楽しい反面、確かに面倒に思う時も。理想は、オシャレを楽しみつつ簡単にコーデできること。
昨今、休日カジュアルにおいてもセットアップスタイルが人気です。上下揃いならではの統一感は、オシャレにおいて重要なトータルバランスを一気に叶えてくれます。その中でご紹介するのは、ワントーンコーデ。インナーや小物との統一感にまで鑑みた、ワンランク上のオシャレが楽しめます。
ポイントは、グラデーションを意識すること。ワントーンといっても全身同じ色ではなく、色の濃淡をつけてのっぺりした印象を回避するのがコツです。それから、差し色は白か黒に徹すること。インナーのTシャツや足元において、ウェアの色との直リンクが難しい場合は白or黒がマスト。全体の色と干渉しないので、チグハグ感が出ませんよ。
グレーのワントーン
ブラックよりもやわらかく春らしい雰囲気に

レザージャケット12万円/トゥモローランド、ニット2万4000円/スリードッツ(スリードッツ 青山店)、パンツ3万3000円/ニート(にしのや)、メガネ3万1000円/モスコット(モスコット トウキョウ)、時計61万5000円/タグ・ホイヤー(LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー)、バッグ3万6000円/ダニエル&ボブ(ビームス 六本木ヒルズ)、シューズ9万8000円/ボードイン アンド ランジ(コロネット )、以上すべて税抜
比較的挑戦しやすいのがブラックワントーンであれば、今回ご紹介するグレーワントーンはそこからワンランク上の洒脱なイメージを持ち合わせていると言えるでしょう。
ラムレザーのシングルライダースにコットン混のプレーティングクルーネック、フレンチコーデュロイ製のワイドパンツをトーン違いのグレーで統一。グラデーションと素材のミックス感のアクセントが効いたコーデで、スマートな着こなしを。
モノトーンだとストイックになりがちですが、中間色であるグレーならやわらかな雰囲気に仕上げてくれます。豊富な濃淡のバリエーションをうまく生かすことで、グレーワントーンにさまざまな味を持たせることができますよ。
上手く印象をまとめることができれば、デートのときの印象も好感度MAXまちがいなし。グレーを嫌う女子はほとんどいませんから(編集部調べ)。
この春、グレーならではの上品さを生かしたワントーンコーデはいかがでしょうか。
Text : FORZA STYLE
【問い合わせ】
LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー 03-5635-7054
コロネット 03-5216-6521
スリードッツ 青山店 03-6805-1704
トゥモローランド 0120-983-522
にしのや 03-6434-0983
ビームス 六本木ヒルズ 03-5775-1623
モスコット トウキョウ 03-6434-1070