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【長財布vs.二つ折り財布】財布を"2個持ち"すべき理由とは?

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プラダやヒューゴ・ボスのマーケティングなどを担当。長年NYの第一線で活躍してきた首藤眞一氏が教える「ビジネス現場で身につけた紳士の身だしなみ」。

財布には、長財布と二つ折り財布の2種類がありますよね。お札を折らずに入れたいから長財布派、荷物を小さくしたいから二つ折り財布派、など分かれるところですが、どちらにもメリットとデメリットがあるもの。

そこで提案したいのが、ズバリ2個持ちです。長財布と二つ折り財布、両方持っておいてシーンに合わせて使い分ければ、何かと便利なことが多いのです。

「長財布」のメリットとデメリット

まず、長財布のメリットとデメリットについて考えてみましょう。

長財布にも大きく分けて2種類ありますよね。カード類や小銭がたくさん入るマチありのものと、すっきりした薄いフォルムのものです。

今回は後者、スマートな薄型の長財布を中心にご説明します。

長財布派の多くが、「お札を曲げずに収納できる」というメリットを一番に挙げるのではないでしょうか。

さらに、薄型のものはスーツのジャケットに入れておいてもシルエットが崩れません。薄型とはいえ、カード類もよく使う数枚だけなら入れておけるタイプが多いです。

ジャケットからさっと長財布を取り出し、シワのないお札で支払いを済ませるしぐさはとてもクール。薄くてシンプルなシルエットは、スタイリッシュなイメージをより引き立ててくれます。

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見た目には薄くてシンプルな長財布のほうがやはりスマートですが、デメリットもあります。それは言わずもがなですが、コインケースを別に持ち歩かなければいけないということです。

 

たとえば、買い物をして1万円札で支払うと、たいていお釣りにお札と小銭が返ってきますよね。それを財布とコインケースに分けて収納する手間がかかるのは、実用的と言いづらいのは確かです。

カード類をたくさん持ち歩きたければ、さらにカードケースも追加しなければなりません。

小銭やカード類、レシートなどもいっぺんに収納するには、マチありの少し厚みのあるタイプでなければいけません。実用性でいえばこちらのほうが優れていますが、ジャケットやパンツのポケットに入れるには不向き。

スマートさよりも実用性重視で、常にバッグを持ち歩く習慣のある人にはよいかもしれませんね。

「二つ折り財布」のメリットとデメリット

続いて、二つ折り財布のメリットとデメリットを見てみましょう。

折りたたみタイプで、長財布に比べてコンパクトな二つ折り財布ですが、どんな強みと弱点があるのでしょうか?

今回は長財布と対照的に、コインケースつきのタイプを中心にご説明します。

二つ折り財布派が挙げる一番の利点は、やはり形状がコンパクトなことでしょう。ジャケットやパンツのポケットにもすっぽりと入り、落とす心配も少ないですよね。

バッグ派にとっても場所を取らずに収納できるのは大きな魅力です。

薄型の長財布と比べて、小銭をしっかり収納できるのもポイントです。小さな二つ折り財布ひとつ持てば出かけられます。

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キャッシュレス化が進んでいるとはいえ、小銭が必要な場面は多いもの。いくら服装や財布が格好良くても、お会計で慌てる大人はスマートには見えません。

収納力があり、ポケットに入るのが魅力の二つ折り財布。

しかし、小銭やカード類をたくさん入れるとパンパンに膨らんでしまい、それをポケットに入れるとジャケットやパンツのシルエットが崩れ、せっかくのオシャレも台無しです。

長財布のメリットと表裏一体ではありますが、お札が曲がってしまうのも見た目にはあまりスマートではありません。

使い分けでスマートさを演出

長財布と二つ折り財布のメリット・デメリットを見てきたところで、いよいよ本題に入ります。「薄型の長財布とコインケースつきの二つ折り財布の2個持ち」です。

ジャケットやスーツのスタイルのときは、長財布のほうを使います。出し入れもしやすく、シルエットを崩すこともないので見た目にもスマートです。お札も折らずに持ち歩くことができます。

一方、カジュアルなスタイルのときは、二つ折り財布を使いましょう。TPOに応じて、財布も使い分けるのが肝心です。

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ここで見直したいのが、財布の中身です。

あまり使用頻度の高くないポイントカード、ずいぶん前のレシートなど、入れっぱなしにしていませんか?

また、小銭のお釣りがなるべく少なくなるような支払い方をするのも、財布のボリュームダウンと頭の体操の両方ができるのでオススメです。

TPOに合わせて財布を使い分け、中身までスマートにしておくことが、大人の男性の嗜みと言えるかも知れません。

Text:Shinichi Shuto



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