紳士必見!3つの巻き方でマフラーを攻略しよう
「マフラーの巻き方っていつも同じになっちゃうんだよなぁ……」
難しい巻き方はよくわからないし、覚えたところでどんな服装に合わせたら良いのかもピンとこない。そんなお悩みを抱える人も多いのでは?
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毎年買い足すものではないマフラーですが、少し巻き方を変えるだけグッと垢ぬけた印象になります。今回は簡単でスタイリッシュに見えるマフラーの巻き方を3つお伝えします。
それぞれの巻き方に合わせたコーディネートもご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
【1】簡単で上品!ワンループ巻き
最初にご紹介するのはとっても簡単なのに上品に仕上がる、ワンループ巻きです。
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まず、マフラーを半分に折ります。今回使用しているのはロロ・ピアーナの大判ストール。70cm×2mの、たっぷりと重量感のあるカシミアのストールです。もちろん幅が狭いものでも大丈夫ですよ。
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次に、片手でわっかを作り、この中にもう片方(フリンジの付いた方)を通します。
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少し整えて、完成です! これはほぼ2ステップで仕上がるので、とっても簡単。たっぷりとしたマフラーだとボリュームが出て暖かそうに見えます。
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同じワンループ巻きでも、チェックのマフラーならこんなカジュアルな印象に。シンプルな服装でも、柄や色のついたマフラーを選べばコーディネートに華を添える主役になりますよ。
【2】イタリア男の定番・ピッティ巻き
2番目にご紹介するのはピッティ巻きです。エレガントに仕上がるピッティ巻きは干場編集長もお気に入り。一件難しそうに見えますが、実はとても簡単なので皆さんもぜひチャレンジしてみてください。
まず、片方を長めにとった状態で、マフラーを首の後ろにかけます。
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次に、長めに取ったほうを首にぐるりと一周させます。
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ここからがポイント。ぐるりと回したマフラーの下に最初に短く取った部分があります。それを輪の内側から少し引き出し、小さな隙間を作ります。
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小さな隙間に、先ほどぐるりと回したマフラーの先を通します。あとは、マフラーの両端をゆっくり引っ張りながら中央に来るよう整えて、完成です。
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いかがですか? 複雑そうに見えて、巻き方が分かれば意外と簡単なんです。普通に巻くよりもほどけにくく、エレガントですよね。首元が華やかだと、全体の印象もパッと洗練されて見えますよ。
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エレガントなピッティ巻きは、柔らかな陽が降り注ぐ春先にもぴったり。細めのストールなら爽やかな印象になります。ミモザ色がコーデの良いアクセントですね。
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こちらはサトシーノのピッティ巻き。エレガントな印象が強いピッティ巻きですが、ライダースと合わせればロックスタイルにもぴったりです。
【3】首元にボリュームをプラス・ピッティ巻きアレンジ
最後にご紹介するのは、先ほどご紹介したピッティ巻きのアレンジ版です。
まず、先ほどと同じく片側を長めにとって首の後ろにかけ、長い方を首にぐるりと回します。
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先ほどと違うのはここから。マフラーの両端同士を、方結びのようにキュッと結わきます。
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あとは、両端を重ねるようにして真ん中に寄せ、首回りを少しふんわりとさせたら完成です。
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先ほどのピッティ巻きよりも男らしい印象ですが、首元にボリュームがあるのでワイルドになりすぎず、紳士らしさも演出できます。寒い日にもぴったりの巻き方です。
いかがでしたでしょうか? 今回はマフラーの巻き方を3つご紹介しました。
どの巻き方も複雑そうに見えて実は簡単。首元のバリエーションが増えればコーディネートの幅もグッと広がります。ぜひこの機会にチャレンジしてみてください。
Text:Shinichi Shuto