機能素材なくして今どきのファッションは語れない！
いまやストレッチは当たり前、撥水や通気、はたまたUVカットや温度調節機能など、カジュアルウェアではもちろん、スーツにおいても日進月歩で機能が進化しています。その恩恵を感じやすいのが、夏と冬。
特に冬シーズンは、寒さをしのぐために重ね着を必要とするため、どうしても窮屈さや蒸れなどが生じてしまいます。余分な重ね着をせずとも暖かく、また蒸れや重さを感じることのないアウターがあれば、冬も快適に過ごせるというものです。
ひと昔前なら機能性素材といえば、スポーツブランドやアウトドアブランドの専売特許でしたが、昨今はファッションブランドとして機能性ウェアに特化したブランドも多く、オシャレと機能性を両立したそれらブランドが、トレンドを牽引する存在となっています。またリサイクルポリエステルを使用した保温材など、リサイクルの視点からも機能性素材には見どころありですよ。
【DUNO デュノ】
上品さはきちんと残しつつ機能的
ダウンジャケット13万8000円／デュノ（トヨダトレーディング プレスルーム）
シャツ5万9000円／フィリッポ デ ローレンティス、パンツ3万6000円／アスペジ（以上トヨダトレーディング プレスルーム）、時計9万1000円／ハミルトン（スウォッチ グループ ジャパン）、メガネ5万6000円／トム フォード アイウェア（トム フォード アイウェア）、その他スタイリスト私物、以上すべて税抜
機能的にしてスタイリッシュとの定評あるイタリアブランドからの一着は、表地にREDA ACTIVEを採用した高撥水で通気性のある高機能なウール生地、そしてダウン&フェザーと天然素材の風合いが見どころ。それでいて、フードにはリフレクター素材、そしてダブル仕様の止水ジップを採用したフロントポケットがベンチレーションの役割を果たすなど、実は機能的です。
【TATRAS タトラス】
高い保温性と収納性をあくまで都会顔で
10万円（税抜）／タトラス（タトラスインターナショナル）
ダウン入りながら着膨れ感のない、すっきりとしたシルエットが自慢のブルナーレ。ダウンを固定するキルトステッチが表に出ていないのも、その要因です。スタンドカラーにはフードを収納、大型のフロントポケットには止水ジップ、そしてアームポケット付きと、実用機能が満載です。
【WOOLRICH ウールリッチ】
日々進化する真に頼れるヘビーアウター
9万3000円（税抜）／ウールリッチ（ウールリッチ 青山店）
最強ダウンとして名高いアークティックパーカ。今シーズンで3シーズン目を迎える同ダウンは、、フィッティングやディテールを見直すことで前モデル比15％の軽量化を実現。暖かさはもちろん、機能的なポケット使いやタフな素材に加えて、Green is Goodリサイクルダウンを採用するなどサステナブルでイマドキなダウンなんです。
【ESTNATION×TAION EXTRA エストネーション×タイオン エクストラ】
薄手ですがそこいらのダウンよりあったかです
3万9000円（税抜）／エストネーション×タイオン エクストラ（エストネーション）
エストネーションのエクスクルーシブとなるこちらは、いわゆるインナーダウン。しかも、バッテリーによるヒーティングシステムを採用することで、薄手でもかなりの保温性を誇る一着に仕上がっています。さらにブルートゥースとアプリにより各種設定が可能と、まさに近未来なインナーダウンです。
【nonnative ノンネイティブ】
重ね着によって最強冬アウターに
8万9800円（税抜）／ノンネイティブ（ベンダー）
アウトドアシェルをモチーフにした、ハイカーフーデッドジャケット。ウェザークロスに防水透湿性素材のゴアテックスを組み合わせたハイスペックな素材使いに加え、大型のポケットも実に機能的。ゆとりのあるシルエットは、真冬ならインナーダウンとの重ね着に。
ダウンジャケット13万8000円（税抜）／デュノ（トヨダトレーディング プレスルーム）
Photo：Naoto Otsubo
Styling：Takahiro Takashio
Model : Isao Takahashi(FORZAR)
Text：Masafumi Yasuoka
【問い合わせ】
トヨダトレーディング プレスルーム 03-5350-5567
タトラスインターナショナル 03-5708-5188
ウールリッチ カスタマーサービス 0120-566-120
エストネーション 0120-503-971
ベンダー 03-6452-3072
スウォッチ グループ ジャパン 03-6254-7371
トム フォード アイウェア 03-6804-3652
