プラダやヒューゴ・ボスのマーケティングなどを担当。長年NYの第一線で活躍してきた首藤眞一氏が教える「ビジネス現場で身につけた紳士の身だしなみ」。
ニット帽、これさえ守れば正しくかぶれる!
ニット帽はおしゃれに見えてあたたかく、寒い季節に手放せない便利アイテム。しかし、そのままかぶるだけでは日本人にはなかなか似合いにくいというのも事実なのです。
そこで今回は、誰でも簡単に真似できるメンズニット帽のかぶり方のテクニックをご紹介します。
【ニット帽はちょっと大きめサイズを選ぶべし!】
ニット帽をかぶる上でまず気をつけるポイントは、ずばりニット帽の大きさです。
小さすぎると顔や頭とのバランスが崩れ、落ち着きが悪くなります。かぶったときに「少し大きい」と感じるゆとりのあるサイズ感のものを選びましょう。
【ニット帽、浅くかぶる?深くかぶる?】
ニット帽を浅くかぶるか深くかぶるか、悩んだことがある方も多いのではないでしょうか。
頭の上にちょこんと乗っけるくらいに浅くかぶると、耳が出てどことなく間抜けな印象に。逆に頭のカーブが出るくらい深くしっかりかぶりすぎると、人によっては顔が大きく見えてしまうのです。
では、一体どのバランスでかぶるのがベストなのでしょうか?
【ニット帽を上手にかぶる黄金バランスはこれだ!】
ニット帽を上手にかぶるには、帽子と顔の面積のバランスが重要です。どちらかが長すぎても、短すぎてもNG。途端にバランスが崩れ、垢抜けない印象になってしまいます。
ニット帽の先から目までの距離と、目からあごまでの距離をだいたい同じにするだけで、あら不思議。バランスが整い、スマートな佇まいになります。
コツは、眉毛を出してかぶること。寒いのでつい眉毛が隠れるくらい深くかぶってしまいたくなりますが、自然に見せるならぐっとこらえて。眉毛が隠れると強面に見えてしまいがちなので、気をつけましょう。
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いかがでしたか?
「ニット帽が似合わない…」とお悩みのあなたも、この黄金律を守れば格好良くかぶることができるはず。
ぜひニット帽をかぶりこなして、寒〜い冬もおしゃれに乗り越えてくださいね。
Text:Shinichi Shuto
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