英国トレンドが続く中、持ってないと話にならない!
チェスターコートやタイロッケンコートなど、英国クラシックな印象が強いコートが人気を集めている中、ダッフルコートに注目が集まっています。
昨今の英国クラシックトレンドを受けて、そもそもここ数年人気を集めてきたコートではありますが、英国カントリー熱が一段と高まる今季は、より注目度が高まっています。元々は英国海軍が由来となるダッフルコートですが、トグルボタンやフードといったほっこりするデザインは、トレンドの英国カントリーと抜群にマッチします。ゆったりとしたシルエットが主流というのも、昨今のトレンドとシンクロ。その温かみのある雰囲気は、女性からの評判も上々です。
重たくなりがちなコートスタイルにおいて、ダッフルコートはむしろ柔らかで優しい印象に。チェックジャケットとでカントリーに、ブレザーとでトラッドに、デニムとでカジュアルにと、幅広く楽しめるダッフルこそ、真に大人にとって万能なコートと言えるのかもしれません。
【MACKINTOSH マッキントッシュ】
上質だけど可愛らしさがある好感度高めダッフル
ジャケット7万9000円/ラトーレ(コロネット)、ニット2万5000円/フィリッポ デ ローレンティス(トヨダトレーディング プレスルーム)、パンツ3万6000円/トゥモローランド、メガネ4万1000円/バートン ペレイラ(ヴィジョナイズ)、シューズ6万5000円/パラブーツ(パラブーツ 青山店)、以上すべて税抜
ダッフルコートお馴染みの微起毛感のあるメルトンやツイードではなく、フラットな表面感に仕上げることで都会的な印象に仕上げたこちら。さらに直線的なシルエットにすることで、スタイリッシュさをアピールしてくれます。とはいえ、トグルボタンやフードには相変わらずカントリーな温かみが。タートルネックニットやコーデュロイジャケットとなら、ほっこり感を楽しめます。
【GRENFELL グレンフェル】
伝統と今どき感を絶妙バランスで融合
初期に発表したブランド発のダッフルコートへのオマージュとして登場した新モデルのケニングトン。身幅をワイド化することで今どきなゆったりサイジングに仕上げています。とはいえ、トグルボタンやチンストラップといった伝統的なディテールは踏襲。生地も英国ハリスツイード社のものを採用しています。
【LONDON TRADITION××nano・universe
ロンドン トラディション×ナノ・ユニバース】
ゆったり化とバイカラーで、トレンド性アップ
定番モデルとなるマーティン スリムロングに、ナノ・ユニバースが別注。本来ならタイトなシルエットですが、そのバランスの良さを踏襲しつつもゆったりしたシルエットに変更し、今どきな雰囲気に仕上げています。さらにバイカラーにすることで、デザイン性をさらにアップデートしています。
【CAMPLIN カンプリン】
ダッフル×ピーコートという異色のスタイル
ピーコートの元祖を作ったと言われる、1850年創業のイギリスの老舗。ダッフルコートにおいても、ハンドウォーマーポケットや撥水性のあるレインウールの採用など、ピーコートの面影がうかがえます。同ウールに加えて内側がキルティング仕様になっているので、保温性の高さはかなりのものです。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Model : Isao Takahashi(FORZAR)
Text:Masafumi Yasuoka
【問い合わせ】
マッキントッシュ 青山店 03-6418-5711
コロネット 03-5216-6521
https://grenfell.com
カヴァレリア 06-6258-7577
ナノ・ユニバース カスタマーサービス 0120-705-088
ヴィジョナイズ 03-6804-3652
トゥモローランド 0120-983-522
トヨダトレーディング プレスルーム 03-5350-5567
パラブーツ 青山店 03-5766-6688