「静かなる絶滅」を止めるため、グレンモーレンジィが立ち上がる!
タイトルをご覧になったダンナ、「キリンとグレンモーレンジィ、何の関わりが?」とハテナだらけになっていることでしょう。キリンとはあの黄色い、首の長いキリンです。某飲料会社ではありませんよ!
この度、シングルモルト・ウイスキーのグレンモーレンジィは、キリンの保全活動を「世界キリンの日」である2020年6月21日(日)からスタートしました。……って、いったいなぜ!?
グレンモーレンジィとは
グレンモーレンジィは、完璧すぎるウイスキーと評され、そのこだわりやフルーティで華やかな味わいが、ウイスキービギナーからエキスパートまで多くのファンを魅了しています。
1843年の創業時から、スコットランドでもっとも高さのあるポットスチル(蒸留器)を使用することで繊細で華やかなアロマを持つ原酒を抽出、それがグレンモーレンジィの味わいの大きな特徴となっています。
そう、このポットスチルの高さが5.14mあり、大人のキリンの背とほぼ同じなのです! ──ということで、グレンモーレンジィはキリンをブランドのシンボルのひとつとして表現してきました。
「静かなる絶滅」と危惧されるキリン
実はこのキリン、人口増加や政治的背景、密猟、家畜の過放牧、気候変動などのさまざまな理由によって、生息地が脅かされています。その生息数はアフリカ全体で、この30年で30%以上と大幅に減少、大型哺乳動物のなかでも特に絶滅の危険性が高いとされていますが、残念ながら、これまでにこの危機的状況が大きく取り沙汰されることはありませんでした。
保全活動はさまざま取り組まれ、近年では少しばかりの頭数の回復は見られるものの、大きな改善への道のりはまだ遠いのが現状。専門家は「静かなる絶滅」を迎えているという警笛を鳴らしています。
グレンモーレンジィのキリン保全活動
グレンモーレンジィでは、キリンの保全活動のサポートとして、スコットランド王立動物学協会および、キリン保全財団と3年にわたるパートナーシップを結びました。
活動は2022年末までとし、さまざまな形での保全活動のサポートを展開していくことでキリンの保全に大きく貢献できることを期待しています。
【パートナーシップ先】
1)キリン保全財団 Giraffe Conservation Foundation (GCF)
国際動物保護団体として、アフリカ全土にわたり、政府や大学機関、ローカル団体や国内外の保全団体とともに、キリンの保全管理やその支援を行う。
2)スコットランド王立動物学協会 Royal Zoological Society of Scotland (RZSS)
野生動物の保護と研究を行う慈善団体で、エディンバラ動物園とハイランド ワイルドライフパークを所有。1909年に設立され、自然や絶滅危惧種の保護の重要性を伝える。
また、グレンモーレンジィでは、キリン保全活動を象徴する限定商品として、人気の「グレンモーレンジィ オリジナル」がキリン柄のケースに入ったギフトボックスを2020年末に向けて発売予定です! 首を長〜くして、お待ちください!
サバンナのキリンたちに想いを馳せながら、今夜一杯、いかがですか?
Text:FORZA STYLE
【問い合わせ】
MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社
Tel.03-5217-9731
グレンモーレンジィのキリン保全活動 特設HP