やっぱり寒い日は カシミアに包まれていたい
さて、165回目は「ブルネロ クチネリ」カシミアのタートルネック。胸部分に切り替えがあり、バイカラーになってます。
この冬は いつになっても寒くならないなぁ。せっかく温かい服いっぱい持ってるのに、まったく活躍の機会ないじゃん… なんて思ってたら、立春すぎて 突然寒くなりましたね。
コートの下はカットソーでも十分なんて思っていましたが、慌てて肉厚なニット、大好きなカシミアを引っ張り出しまして、その中にこのブルネロ クチネリのタートルネック a.k.a. トックリも混ざっていました。
元値は ちょっと笑っちゃうくらい高額だったものが 頑張れば手が届くくらいの価格になっていたものだから 恒例の清水ダイブ。
したのはイイんですが…、カシミアで かなり地厚なので 着ると相当あったかく、下手すら電車や室内では汗を掻くレベル。東京の場合だと なかなか出番が少ない。カーディガンなんかと違って、暑かったら脱げば、も出来ないし、タートルネックだから 尚のこと汗を掻く……。
なのに、なぜダイブしたかって?
だって、チェスターコートの下に柔らかくて温かそうなタートル着てるのってカッコ良くないですか? 寒い時期に海外行くと 渋いオジさんたちみんなが そんな格好してて そこにシビれる! あこがれるゥ!
そして幾度となく書いていますが、僕のワガママこじらせボディはとにかく繊維刺激に弱く、とくに首回りはビンのカンなので、そんじょそこいらのニットでは 満足できない したくない。
となると、結果 お高いカシミアに行き着くわけですよね。お財布寒い……。
このまま春がやってくるまで寒ければ 袖を通す機会も増えそうですが、そこは 神のみぞ知る。タンスの肥やしになって 虫食いで涙…にならないようにだけは用心したいと思います。
Photo:Shimpei Suzuki
Text:Ryutaro Yanaka