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頬杖をつくと、健康・美容・人間関係……さまざまな悪影響が潜んでいた!

2019.10.14 2019.10.14
2019.10.14

頬杖をつきながらこの記事を読んでいませんか?

無意識のうちについつい手にあごを乗せ、ひじをついてしまう……そんな「頬杖」のポーズ、いつの間にかクセになっている人も多いのではないでしょうか? しかし、たかが頬杖とあなどることなかれ! 普段何気なくついている頬杖が、周りの人に与える印象や自分自身の姿勢、さらには肌の状態にまで悪い影響を及ぼしているかもしれないのです。

今回は、どんな人が頬杖をついてしまうのか? どんなデメリットがあるのか? ついついやってしまうクセを直す方法はあるのか? ……など、頬杖にまつわるあらゆる疑問を解決します!

なぜ頬杖をついてしまうのか

頬杖をついてしまうのは単なるクセで、理由なんてないと思っていませんか? しかし、身体的・心理的に頬杖をつきやすい状態があるのです。頬杖の原因や、ついている人の心理状態をチェックしてみましょう!

①筋力が低下している

昨今の健康志向の高まりにより、身体に負担をかけないグッズを使用している人は多いでしょう。ヘッドレストつきのオフィスチェアや、首への負担を減らし快眠を促す枕など、重い頭を支え続ける首を労わるアイテムもたくさんありますよね。しかし、普段頭を支えるためかなりの負担がかかっている首から肩の筋肉は、そういった快適グッズの使用で使う頻度が減り、どんどん衰えていきます。

さらに、特にトレーニングなどをしないでいると、人の筋肉量は20代をピークに1年約1%のペースで減っていくと言われています。年齢とともに筋肉が衰えていくのに加えて、健康グッズで筋肉を甘やかしてしまうと、若いころに比べてすぐに首や肩が疲れて頭を支えられなくなり、頬杖をつきやすくなるのです。

②退屈に感じている

何かおもしろいことや興奮することがあって、興味津々でワクワクしている状態の人は、普通頬杖なんてつきませんよね。なんだか退屈だなとぼんやりしてしまうようなときに、頬杖をつくことが多いです。

何もすることがなく所在ない様子の人が頬杖をついているならともかく、人と一対一で話しているときに頬杖をついているときは、率直に言えばその話に興味がなく、つまらないと感じている証拠だといえます。

③疲れや眠気がある

疲労困憊で身体がだるい、頭を起こしている力も入らない……なんてことはありませんか? また、寝る時間もろくにとれずに朝から晩まで働いて、仕事中なのに眠気に襲われ頭がコクリと下に揺れてしまう……なんてことは? あるある、と思った方は、がんばりすぎず自分を労わってあげてくださいね。

さて、そんなふうに強烈な疲れや眠気があるとしても、会議や商談などの最中に顔を下に向けているわけにもいきませんよね。必死に頭を支えて顔を上げていようとするため、頬杖をつかざるを得ない状況というわけです。

④リラックスしている

自宅など、心を休めてくつろげる空間ではリラックスしていますよね。人は極端に居心地がいいか悪いかのどちらかの状態では、顔のどこかのパーツや髪の毛、身体の特定の場所などに無意識に触れるしぐさをすることがあると言われています。

居心地のよさを感じて緊張が解けている状態の人は、前かがみになりながらあごや頬を気づかないうちに触ってしまう可能性があるということです。たしかに、緊張でガチガチのときに頬杖をつくかと言われると、それはなかなかやらないように思えますね。

⑤不安や心配事がある

気持ちを落ち着かせようとするときも、顔や身体のどこかを触る動作をする人がいます。何か不安なことや心配事があってそわそわと落ち着かない状態で、気を静めるために頬杖をつくことがパターン化されているということが考えられます。

髪の毛を触る、鼻の頭をかく、腕組みをする、などの動作もこれと似たような意味を持つことがあるといいます。一種のルーティンのようになっていて、それをすれば落ち着けるのだと脳が覚えているのかもしれません。

⑥集中して考え事をしている

何か集中して考え込んでいて、真剣なモードに入っていると、前かがみになって周囲の情報をなるべくシャットアウトし、自分の姿勢を固定してじっと動かず、目の焦点も一ヶ所に定めたままになることがあるでしょう。そのせいで頬杖をつくこともあります。

ロダンの「考える人」の像のように、手にあごを置いてうつむきじっとしていると、集中して考え事ができる気がしてきますよね。頬杖をついてぼんやりしているだけなのか、その頭の中で超高速で思考を巡らせているのかは、はたから見るとわかりにくいですが……。

⑦クセが定着している

今まで述べてきたような頬杖をつく理由それぞれと兼ねていることも多いのですが、昔から頬杖をつくクセがあった人は、自分でもよく頬杖をついていることに気づいていないくらい当たり前の動作として、頬杖がクセになって定着していることも。

「なくて七癖」という言葉があるように、自分では意識していないクセは誰にでもたくさんあります。周りの人に指摘されなければ一生気づかないこともありますが、わざわざ大の大人に向かって「よく頬杖をついてますよね」と言ってくる人がいなくてもおかしくはありません。そのため、自分がクセで頬杖をついているとは思っていないケースも十分ありえます。

頬杖をつくデメリット

頬杖にはたくさんのデメリットがあります。聞いたことがあるようなものから、頬杖と一見関係のなさそうな意外なものまで、たっぷりとご紹介します!

①態度やマナーが悪いという印象に

あなたが大切な会議の最中などに頬杖をついている社員を見たら、どんな印象を受けるでしょうか? 「やる気がない」「退屈そう」「不機嫌そう」「話を聞いているのかわからない」「関係のないことを考えていそう」と思うのではないでしょうか。

実際にそうではなくても、人が頭の中で考えていることや心で思っていることは外に見えません。今見えている情報だけで自分自身が判断されると考えると、頬杖をついているときにいいように判断してもらえる可能性は極めて低いと言えるでしょう。態度が悪く、マナーがなっていない人だと思われても、頬杖をついていたのなら文句は言えないのです。

②顔や身体のゆがみを引き起こす

頬杖がクセになっている場合、その多くは左右どちらかでばかり頬杖をついています。顔の同じ側にばかり圧力がかかることで、骨がゆがんで顔が大きく見えたり、口角などがズレて左右対称ではなくなり、不自然な表情になってしまったりすることも。

また、片側にばかり体重を乗せるクセが身体全体にも及び、まっすぐ立っているつもりでも重心が偏って、身体のバランスも悪くなる恐れがあります。そうなると、背骨や骨盤などが曲がり、猫背になったりさまざまな身体の不調を引き起こしたりと、見た目にも健康にも悪影響を及ぼします。

③歯並びが悪くなり病気にも

頬杖をつくと、あごに頭の重さがのしかかり、一気に負荷がかかることになります。そのせいであごの骨がゆがみ、歯並びが悪くなるだけでなく噛み合わせもズレていき、歯と歯の間にすき間が生まれて虫歯や歯周病のリスクが高まります。

さらに、あごの骨のゆがみは顎関節症のリスクも上昇させます。顎関節症になると口を開け閉めするたびにあごの骨が鳴り、口を開けると痛みを伴って、最悪の場合は指一本分口を開けるのもつらいような状態になることもあります。

④肌荒れやシワを悪化させる

きちんと洗顔とスキンケアをしているのに治ってくれない、しつこい肌荒れや吹き出物に悩まされてはいませんか? そんな肌トラブルの原因のひとつに、手で顔を触ってしまうことにより雑菌が入ることが挙げられます。炎症が起きている箇所に菌が入るのはもちろん、毛穴を手で触ることで角質が詰まって、それがニキビなどの原因になることも考えられます。

また、頬に長時間圧力をかけることにより顔の同じ部分にシワが刻み込まれ、特にほうれい線が深くなるなど、老け顔になってしまう恐れもあります。一度深いシワができてしまうと、保湿や美容液などでは改善しにくくなります。

⑤肩こりの原因になる

頬杖で身体の重心が傾きバランスが悪くなると、肩こりを引き起こすことにもなります。自分では頬杖は楽な姿勢のように思えても、知らず知らずのうちに肩回りや首、背中などに変な力が入ったり、負担が加わったりしているのです。

肩こりがひどくなると、緊張型頭痛になることもあります。緊張型頭痛は、1日の疲れが溜まる夕方から夜に起こりやすく、後頭部から首にかけて締め付けられ圧迫されるような痛みがじわじわと広がる特徴があります。そのような症状に覚えがある人は要注意です。

⑥ひじが色素沈着で黒ずむ

頬杖をつくと、テーブルなどにひじをつくことになりますよね。ひじはもともと角層が厚く、角質が過剰に厚くなるとくすみやすいのですが、ひじをつくことで摩擦が加わると、さらに色素沈着が起こります。

ひじの黒ずみは日々のちょっとした摩擦が原因なので、改善のためにはなるべく摩擦や刺激を与えず、しっかり保湿することが必要になってきます。頬杖で長時間重い頭を支えるのは絶対NGなのです。

頬杖のクセを直す方法は?

頬杖は、クセになってしまうとなかなか直しにくいもの。どうすればそのクセをなくせるのでしょうか?

①デメリットを把握し意識改善

頬杖には百害あって一利なし、さまざまなデメリットがあるということはここまでご紹介してきたとおりです。それを知ってもまだ頬杖をつきたいとはあまり思わないのではないでしょうか。まずは「頬杖をつくとこんなデメリットがある」ということを頭に刻み込むのです。

そして、つい頬杖をついてしまっていたら「あんなことになってしまう!」とデメリットを思い出し、意識してやめるようにするのです。まずは今まで無意識にやっていた「自分が頬杖をついている」という状態を意識することから始めましょう。次第に頬杖をつく前に気づけるようになり、クセがなくなっていくはずです。

②姿勢をよくし普段から運動を

猫背になると頬杖もつきやすくなるので、常に意識して背筋をピシッと伸ばすようにしましょう。重心をどちらかに傾けず、身体の中心にまっすぐな芯が入っているようなイメージで、立っているときも座っているときも姿勢をよくするよう心がけるのです。

また、首と肩の筋肉の衰えが頬杖の原因になっていることもあります。特別に筋トレなどをするのでなくても、日常生活の中で積極的に運動するようにしましょう。窓ふき掃除の動作を少し大きくするといった家事の中でできる動きでも、首や肩の筋肉を使えます。

③周りに指摘してもらう

自分ではなかなかクセが出ていることに気づくのは難しいので、「もし自分が頬杖をついていたら教えて」と頼んでみるのもいいでしょう。その際、「言ってくれたら1回につき○円」など自分に罰金を科すと、自分もなるべく頬杖をつかないよう意識しやすくなる上に、指摘する側は報酬金が出ると思うとより力を入れて見張ってくれます。

頬杖をついているところを写真に撮ってもらうのもいい方法です。自分では周りからどう見えているかわかりませんが、頬杖をつく自分の姿勢と人に与える印象がいかに悪いかを一度きちんと見てみることで、「これはやめるようにしなければ」と思えるようになります。

④退屈な時間をなくす

退屈ですることがないときに頬杖をついてしまうという人は、頬杖をつくより前に、趣味でも仕事でもいいので時間つぶしになるものを見つけましょう。頬杖をつくヒマもないようにするということです。

物理的にも、やることがいろいろあると身体を動かさざるを得ないので、頬杖をついてじっとするということがなくなります。頬杖をつきそうになったらこれをやる、と自分の中でルールにしてしまうのもオススメです。

まとめ

頬杖をついていると、印象が悪いだけでなく自分の健康や美容にもデメリットだらけです。これを機に、意識して直すようにしてみてくださいね。

Photo:Getty Images
Text:N.M

KEYWORDS
健康 肩こり

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