FASHION ― エロサバ

干場の「エロサバ」

リラックスと妄想の掛け合わせで、エロスを発芽!

2019.11.4 2019.11.4
2019.11.4

増える一方の国内出張の移動時間を、いかに快適に過ごせるか?

これが自分自身に課せられた命題なのですが、その半面、そういう隙間時間はエロスの妄想が芽生えるための最高の土壌となるひと時。いまこの瞬間に、湧き出てくるアイデアをメモしながら、最高の答えを用意しました!

アイテム

ジャケット/ブルネロ クチネリ
セーター/ブルネロ クチネリ
Tシャツ/クロスクローゼット
スウェットパンツ/ブルネロ クチネリ
サングラス/オリバーピープルズ
チーフ/ブルネロ クチネリ
バックパック/ブルネロ クチネリ
スーツケース/ブルネロ クチネリ
時計/オーデマ ピゲ
スニーカー/ブルネロ クチネリ

これは、国内出張の移動のときの定番スタイル。国内なのに荷物が多過ぎ、と ご指摘を受けそうですが、バックパックのほかにスーツケース持参ですから、確かに旅慣れているように見えないかもしれません。

でも、ここ数年トークショーや講演会だけでなく、コーディネイトの実践講座などの依頼が増えたおかげで、私物を持っていく機会がすごく多くなったんですよ。そうなるとファッション撮影と一緒で、事前準備が何よりも大事。現場で不慮のトラブルを防ぐためには、どうしても荷物が多くなってしまうんですよね。

新幹線や飛行機の中では、だいたいこんなスタイルです。翌日は、手に持った一枚仕立てのネイビージャケットに白シャツ&ソリッドタイ、グレーのウールパンツといった組み合わせが多いのですが、最初からその格好で行くと、くつろげないうえに洋服のシワが気になり、それが大きなストレスになるんです。ジャケットもスーツケースに入れると、シワになってしまうので手持ちする場合がほとんどです。

移動中は座っているので、他人の目は上半身に集中します。つまり、最初に目に飛び込んでくるのは、ネイビーのケーブル編みのチルデンセーターになるわけです。そのVネックからのぞくのは、白のコットンのTシャツ。

実はこれ、僕がクロスクローゼットと一緒につくったものなのですが、素材の気持ち良さだけでなく、テーラーの手法を生かしたパターンメイキングも特徴なんです。この白がほんのちょっとネイビーの首元に入ってくるだけで、ぐんと爽やかな雰囲気になるのですから、カラーリングは大切ですよね。

一方、下半身に視線を移すと、そこにはリラックスモード全開のスウェットパンツが鎮座しております。おそらく、他人の下半身をジロジロ見る人はそうそういないと思いますが、キャビンアテンダントが飲み物や食事をサーブするときに目に入るのがココになります。

で、これが外見とは裏腹にエロスの申し子というか、完全に“意外性の男”でして……。80年代にジャイアンツのマスクをかぶった山倉和博(古い!?)以上に、“え、ここで!”という場面で、長距離砲を連発してくれるんです。

例えば、見目麗しいキャビンアテンダントの女性が、乱気流のせいでフォークをこのスウェットパンツの上に落としたとしますよね。それを拾おうとした途端、か弱い彼女の手が下半身に吸い付きます(笑)。僕もカシミアと思ったぐらい、手触りがエロい! これは体験してみないとわからないでしょうね。

もしくは、偶然、席が隣り合わせになった美女というケースもあるかもしれません。彼女がトイレに立とうとして触れた瞬間、電流が走る。これは本当にヤバいです。でも、いちばんヤバいのは自分!? だって、このスウェットパンツを穿いていると、そんな妄想が次から次へと出てきてしまい気絶してしまうんですもん(笑)。


今回のスタイルのキモは……。

●国内出張の移動は、リラックスできることを最優先。
●シワを気にするぐらいなら、着替えを持参。
●他人の視線は上半身に集中するがゆえ、そこは爽やかに。
●下半身は、フリーダム!
●たくましい妄想が、エロスを育てる。

Photo: Ikuo Kubota (OWL)

Styling&Model:Yoshimasa Hoshiba


 

4冊目の書籍が発売しています。この本では、女性のエロサバなスタイルについてまとめています。女性はもちろん、男性が読んでも面白いのでぜひ。奥様にもすすめてくださいね。

干場義雅が語る

「女性のお洒落」
(ディスカバートゥエンティワン)

3冊目の書籍は、難しいとされる大人のカジュアルスタイルについて書いています。読んでいない方はぜひ!

干場義雅が教える

「究極の私服」
(日本文芸社)

2冊目の書籍は、色気についてです。
普通に見えて、なぜか人を惹きつける男の共通点について書いています。読んでいない方はぜひ!

一流に学ぶ

「色気と着こなし」
(宝島社)

1冊目は、スーツの着こなし術から世界の一流品選びまで、基本的なことやお洒落の本質について書いています。読んでいない方はぜひ!

世界のエリートなら誰でも知っている

「お洒落の本質」
(PHP出版)

【エロサバ】-Hoshipedia

「エロサバ」とは、エロいコンサバの略で、干場の哲学により生まれた造語。シンプルでベーシック、コンサバティブな洋服を着ているのに、なぜかエロく見えるスタイルのこと。例えば喪服の女性。成熟した大人の女性が喪服を着ていて、メイクもナチュラルで抑制しているのに、不思議と色っぽく見えるスタイル。例えば、普通の白いシャツを着ているのにも関わらず、胸元のボタンの開け方や袖口のまくり方でSEXYに見えるスタイル。粗悪な素材でデザインが変わっているシャツでは駄目。上質な素材でベーシックなシャツだからこそ、崩して着こなしても上品さが保てるのです。男性で例えるなら、仕立てられたグレーの無地のスーツを着て、上質な白シャツに黒の無地のネクタイのような極めてコンサバティブなスタイルをしているのに、内側から大人の色気が香るスタイルのこと。

Author profile

干場 義雅
干場 義雅
Hoshiba Yoshimasa

FORZA STYLE 編集長 兼 ファッションディレクター

尊敬する人は、ロロ・ピアーナの元会長セルジオ・ロロ・ピアーナさん、ピエール・ルイジ・ロロ・ピアーナさん、トッズの会長ディエゴ・デッラ・ヴァッレさん、格闘家のブルース・リーさん、初代タイガーマスクの佐山サトルさん。
スポーティでエレガントなイタリアンスタイルを愛し、趣味はクルーズ(船旅)と日焼けとカラオケ。お酒をある一定以上飲み過ぎると、なぜだか一人感無量状態になって男泣きする小誌編集長。1973年、東京生まれ。

KEYWORDS
エロサバ

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