ブラックレザーなら、スニーカー通勤でもちゃんと顔に
自転車通勤するなら、レザーソールの紳士靴はNG。単に履き心地の話ではなく、ペダルが滑り危険という安全面において相応しくありません。選びのポイントは、柔らかくグリップが効くスニーカーソールであること。折しも昨今は、ビジネスカジュアルの浸透によりスニーカー通勤は珍しくありません。自転車通勤者にとってはうれしい状況ですが、とはいえいかにもカジュアルなスニーカーはさすがに避けたいところ。
そこで今回は、快適な履き心地と自転車通勤における安全性を享受しながら、見た目にはビジネスに馴染むシューズをピックアップしてみました。
ポイントは、アッパーがブラックレザーであること。ウイングチップなどクラシカルなレザーアッパーにスニーカーソールを合わせたハイブリッドシューズだけでなく、例え完全にスニーカーだとしても、アッパーがブラックレザーならカジュアルな雰囲気は軽減します。
会社に着いたら履き替えるのも手ですが、それでもスーツやジャケパンと合わせるなら、ブラックレザーのアッパーの方が着回しも効くし馴染みやすいですからね。
ecco エコー
自転車どころか、ジョグも出来るウイングチップ
8月にデビューしたばかりの、エコー エスティーワン ハイブリッド コレクション。ウイングチップタイプとなるこちらは、アッパーに自社ファクトリーで生産した柔らかく軽量なリアルレザーを採用。ビジネス然とした顔つきを披露しながら、ソールには衝撃吸収性とクッション性に優れたスニーカーソールをハイブリッドしています。
DESCENTE × HIROSHI TSUBOCHI デサント × ヒロシ ツボウチ
クラシック顔にしてハイテク要素がてんこ盛り
ハイブリッドシューズの先駆けヒロシ ツボウチが、デサントと組んだビジネスマン必見のコラボコレクションン。こちらは、アッパーに柔らかなスエードを採用したチャッカータイプで、履き口にはペダリング時に優しく足首にフィットするネオプレンが。反発力を推進力に変えるデサントの技術S.R.Sを採用するソールには、蒸れを逃すベンチレーションも。
Pantofola d'Oro パントフォラ・ドーロ
爽やかコート系も、ブラックレザーならクラス感あり
今やジャケパンだけでなく、セットアップに合わせることも一般的となったコート系スニーカー。ホワイトレザーが定番ですが、ブラックレザーを選べばよりビジネスに相応しい足元が作れます。こちらの1足は、シュータンやヒールパッチにゴールドのプリントが。ラグジュアリーなアクセントが、カジュアルなスニーカーを格上げしてくれます。
New Balance ニューバランス
スポーティな印象のスニーカーも、ブラックならビズ対応可能
スポーティな印象が強い細身のシューズも、クラシカルなデザインなら今どきビジネスの範疇。こちらは名作996のオールレザーアッパーバージョン。レザーならではの鈍い光沢感は、スポーティなフォルムを上質に見せてくれます。ミッドソールは白ですが、アウトソールがグレーなので引き締まって見えるのもポイントです。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Model : Isao Takahashi(FORZAR)
Text:Masafumi Yasuoka
【問い合わせ】
エコー・ジャパン 0120-974-010
https://jp.ecco.com/
デサント ブラン 代官山 03-6416-5989
https://www.descenteblanc.com/
カメイ・プロアクト 03-6450-1515
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ニューバランス ジャパンお客様相談室 0120-85-0997
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ジャイアント 044-738-2200
バインド ピーアール 03-6416-0441