UVケアしないと肌は老ける？
メンズ美容の鉄則は「やられる前に、やれ！」

2019.3.26 0

女性誌の美容担当として約15年のキャリアを持つメンズ編集者が、ほぼ女性だけの社会にいたからこそ悟ってきた“女性の本音”をベースに、メンズに役立つ美容情報を届ける新連載。趣味のキックボクシングではアマチュア全日本大会にて５回優勝という“キックの秀”の語る独自の美容理論に、男も女もノックアウト〜ォ!?　　

下の毛処理はエチケット？

先日、とある撮影現場で「下の毛」の話になった。

そこには僕を含めメンズが３人いたのだが、なんと３人中２人が下の毛がつるんつるんというではありませんか！　

20代の映像ディレクターくんなんか頭の毛は寝ぐせでぐちゃぐちゃなのに下の毛はつるんつるんで、あろうことか「下の毛の処理はエチケットですよ」なんてのたまう始末。

そのディレクターくん（下の毛なし）に意外にも追随したスポンサーの40代社長さん（下の毛なし）。「なんか下の毛を剃るとムスコ（隠語）が大きく感じて（笑）自信が出るんだよねー」なんてちょっとドヤって言うもんだから、僕（30代、下の毛あり）も下の毛問題について取りかかるか真剣に検討を始めているところだ。

と、下の毛の話をずっとしていたいところなんだが、まぁフツウに考えると、女性に対してエチケットになって、己に自信が持てることなら下の毛よりも先にやったほうがいいことがいくらでもある。

スキンケアもそんなもののひとつだ。だって、肌は（下の毛とは違って）割と常に露出しているわけだから。

そして実は。

この「露出してる」ってところに対する危機感が、肌がイケてるかどうかを分けるミソなのだ。

肌がカピカピになってしまうことの大きな要因に、紫外線や大気汚染などの刺激によって肌機能がやられる外的要因というのがある。つまり何のケアもせずに肌を露出している状態って、常に肌が無防備なままいじめられているようなもんなのだ。たとえるならば、メイ・ウェザー相手にノーガードで対峙しているようなものだ。

ボクシングと違うのはダメージにわかりやすい痛みを伴わないだけで、僕たちの肌は確実に効かされている。

でもみなさんはおびえなくていい。

メンズ美容の名トレーナーを目指す僕が10数年美容編集をやってきて学んだ美容の真理をFORZA読者のみなさんにシェアするので、男塾塾生の気持ちで聞いてほしい。

くわっ。←江田島平八風

スキンケアはやられる前にやれ。
間違いない。

数々のスキンケアのレクチャーを受けてきた僕の感想。それは、一度ダメージを受けた肌を回復させるのってけっこう大変だから、ダメージを受ける前にケアしといたほうが結果的に圧倒的に楽、ということだ。

虫歯と一緒ですね。
なってから治すのは大変だから毎日歯を磨こうって感じ。

ということで、これから春になり、浮かれポンチなイベントごとが増えてくるである塾生のみなさん。

肌が紫外線などにやられる前に、外に遊びに行くときは忘れずUVケアをしましょう。肌をカピカピさせてくる外的要因をしっかりブロックしましょう。