いい道具があれば毎日の食事も楽しくなる
第127回は、ジャン デュボのライヨールです。

よほどのインテリア好きか料理好きでもない限り、食卓のナイフやスプーンなどのカトラリーにこだわる人は少ないかと。カトラリーなんてどれも同じだと思って、百均やホームセンターでまとめ買いしちゃう人もいるでしょう。でも安価なカトラリーはナイフの切れ味が悪かったり、スプーンの口当たりが悪かったり…。毎日使うものだからこそ、作りの良いモノを選ぶべきです。そこで、どんなものにもこだわりを持つデキるオトコにおすすめしたいのが、カトラリーで有名なジャン デュボのライヨール。
ジャン デュボと聞いてもピンとこない人も、ライヨールなら聞いたことがあるはず。実はライヨールはブランド名ではなく、古くからフランスのティエール地で作られる伝統的なナイフのひとつ。20世紀初頭に男性の護身用のポケットナイフとして製造されたのがその始まりです。
なので、ライヨールは複数のブランドで生産されていますが、多くの人がライヨールと聞いて思い浮かべるのは、クラシカルな趣のあるジャン デュボでしょう。同ブランドは1920年にピエール・デュボ氏によって設立。ブランド名は彼の跡を継いだ息子の名前です。
ジャン デュボのライヨールの特徴といえば豊富なカラーバリエーション。ハンドルの色展開はなんと15色もあります。定番のホワイトやブラックなどのほか、パリスブルー、ピスタチオ、カフェオレなど、さすがはフランスブランドという洒落たカラーも。見た目だけなく性能も抜群。ナイフのハンドルは手になじむように流線型で、ステーキはもちろん、バケッドなど硬いパンも切ることができます。


小洒落たレストランで採用されていることも多いジャン デュボのライヨール。自宅で使えば、いつもの食卓も垢抜けて見えますよ。

ライヨール イングリッシュナイフ2000円(税抜)/ジャン デュボ(ザッカワークス)



Text:Tomomi Nishihara
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