食事以外にも気をつけろ!
日々の食生活にはもちろん気をつけたいですが、食事以外にも血液をドロドロにしてしまう生活習慣があります。せっかく食べるものに注意を払っているのに、水の泡になってしまわないようにしたいですね。
①タバコはほどほどに
食べ物以外の血液サラサラの大敵はニコチンです。白血球の粘着性を高めて血管を狭くし、血液を流れにくくしてしまいます。できれば禁煙か、それが難しくても量を控えめにするよう心がけましょう。
②運動で血液サラサラ
運動をすると肥満が解消されるだけでなく、有酸素運動は中性脂肪や悪玉コレステロールの数値を下げてくれます。ウォーキングやジョギングをするほどの時間が取れないという人は、いつもエレベーターを使ってしまうところを階段に変えてみるなどのちょっとした運動から始めてみましょう。
③ストレスをためない
精神的にストレスをよく感じる人は、血中のカテコラミンという物質が増えて血管壁が傷つき、動脈硬化の原因となります。白血球の粘着性を高めて血管を狭めてしまうことにもつながるので、ストレス解消法を見つけることが大切です。
④こんな症状は要注意
血液がドロドロの状態というのは、血液の流れが悪くなっているということです。体のあちこちに酸素や栄養分を運び老廃物を排出する血液の働きがうまく機能しないと、身体にも影響が出てきます。肩こりや片頭痛、倦怠感や冷え性などの症状が続くときは、血液がスムーズに流れていないことが原因かもしれません。薬に頼るのもいいですが、自分の生活習慣を見直すことも必要です。
まとめ
毎日の食事をはじめとした小さな積み重ねが、命を落とすほどの重大疾患につながることがあります。反対に少しずつ生活習慣を改善していけば、ドロドロになった血液をサラサラにしていくこともできます。まずは食習慣を正し、「おさかなすきやね」の食品を毎日少し摂るようにしていくだけでも違いがはっきり出てくるはずです。日々の心がけで血液サラサラ生活を手に入れて、健康に暮らしましょう!
Photo:Getty Images
Text:N.M