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FASHION オトコを磨く100の方法

「春柄ジレ」があれば、スーツにもデニムにも大活躍します!

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たかがジレ、されどジレ。合わせるだけで、印象はガラリ激変します

英国クラシック回帰の潮流に乗って、ジレへの注目と人気が集まる昨今。スーツにおけるジレを使った代表的なスタイルといえばスリーピースですが、いざ着るとなると尻込みしてしまう人も多いよう。スーツにおける原点とはいえ、不慣れな人にとっては堅苦しい印象を覚えてしまいますからね。そんな時は、スリーピースではなく柄ジレを合わせてみるのがおすすめです。

いつものダークネイビースーツに、柄生地のジレを合わせる。タイトになったVゾーンが醸し出すクラシック感がトレンドに即しつつも、柄がどこかヌケ感を演出してくれます。これならむしろ、お堅い印象よりも親近感のある印象になります。

そんなスーツにおける柄ジレのヌケ感や遊び感ある印象は、大人のカジュアルスタイルにおいては真逆の印象に。スポーティなブルゾンコーデに合わせれば、ドレスアップ効果を発揮。ブルゾンをフロントオープンで着た際に生まれる胸元の空間を、ジレが引き締めてくれるからです。おまけに、ジレは基本ジャストフィットで着るもの。お腹の出っ張りを隠すことができるので、エレガントな雰囲気にもまとまるのです。

やりがちなのが、面積が小さいからとやたらに派手色や派手柄を選んでしまうこと。夏にはTシャツにリゾートな柄ジレを合わせるなんてのもありですが、オンオフ兼用という視点で選ぶなら、色みは抑え、柄もクラシック感のあるものが良いでしょう。クラシック過ぎるとビジネスでは堅苦しく、カジュアルではミスマッチになるので、襟付きやダブルではないものがおすすめです。

◆オンスタイル
いつものネイビースーツも、旬なスタイルに一変

ジレ3万円/タリアトーレ(トレメッツォ)、スーツ26万円/ベルヴェスト(八木通商)、シャツ3万5000円/ルイジ ボレッリ、チーフ6000円/ステファノ ビジ(ともにバインド ピーアール)、タイ1万8000円/ルイジ ボレッリ、シューズ8万円/クロケット&ジョーンズ(ともにビームス ハウス 丸の内)、ベルト1万7000円/ホワイトハウスコックス(エストネーション)、バック10万円/フェリージ(フェリージ 青山店)、以上すべて税抜き

ビジネススーツにおける大定番であるダークネイビー。そこにギンガムチェックのジレを合わせることで、そつのなさがともすれば退屈に見えるダークネイビースーツを、一転華やかに見せてくれます。タイトになったVゾーンが、旬なクラシック顔に演出してくれます。

◆オフスタイル
カジュアル×ドレスミックスにおける決定打に

ジレ同じ、ブルゾン15万3000円/ボリオリ(ボリオリ 東京店)、Tシャツ1万1000円/マイストーリー、スカーフ7800円/アルテア(ともにアマン)、パンツ1万9000円/五大陸(オンワード樫山 お客様相談室)、シューズ3万6000円/パラブーツ(パラブーツ 青山店)、サングラス5万4000円/アイヴァン 7285(アイヴァン 7285 トウキョウ)、以上すべて税抜き

スポーティなブルゾンを、グレースラックスで大人に着る。インナーのTシャツは春らしく軽快ですが、パンツがすっきりとしている分、どこか物足りなさが。ギンガムチェックのジレなら、柄による遊びやフロントの寂しさを埋めてくれ、それでいてあくまで品良くまとまります。


一見カジュアル顔にして、ドレス要素も両立

TAGLIATORE タリアトーレ

3万円(税抜)/タリアトーレ(トレメッツォ)

ファンシーなギンガムチェックも、ブラウンベースにすると落ち着いた雰囲気に。さらには、スーパー100’sウールを採用することで、ビジネススーツにも馴染む上質な生地感を楽しめます。一方で、ナチュラルストレッチが春夏のカジュアルスタイルにもお役立ちです。


スーツとなら端正に、カジュアルでなら遊び感を

INTERMEZZO インターメッツォ

2万2000円(税抜)/インターメッツォ(レナウン プレスポート)

ミディアムグレーというオンオフともに汎用性の高いジレは、持っておくと重宝確実。ジャカード織りで表現された、かすれたようなチェック柄も、控えめで合わせやすい。そんな中にも、カモフラ柄の裏地が大人な遊び心をさりげなく示してくれます。


ジレならこんな強めな柄も、大胆に楽しめます

MONTEDORO モンテドーロ

3万5000円(税抜)/モンテドーロ(スローウエアジャパン)

フロントボタンを閉めても開けても様になると言われるバランスの良いシルエットは、スーツにはもちろん、カジュアルでのラフな着崩しにも対応します。また、英国クラシックがトレンドの今、こんな柄はまさに気分。うっすらと入るブルーのチェックが、春夏コーデに馴染みます。

Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Model : Ken Kondo(FORZAR)
Text:Masafumi Yasuoka

【問い合わせ】
アイヴァン 7285 トウキョウ 03-3409-7285
アマン 03-6805-0527
エストネーション 03-5159-7800
オンワード樫山 お客様相談室 03-5476-5811
スローウエアジャパン 03-5467-5358 https://www.slowear.com/ja
トレメッツォ 03-5464-1158 http://tremezzo.jp/
バインド ピーアール 03-6416-0441
パラブーツ 青山店 03-5766-6688
ボリオリ 東京店 03-6256-0297
ビームス ハウス 丸の内 03-5220-8686
フェリージ 青山店 03-3498-6912
レナウン プレスポート 03-4521-8190 http://www.intermezzo-gogo.jp/
八木通商 03-6809-2183



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