年度末はブツヨクシーズンと心得よ
新年も落ち着きを見せる2月ともなれば、自動車ギョーカイは年度末へ向けて本格的ブツヨクシーズンに突入します。
人気オプション満載の限定車や低金利キャンペーンなど、各社それぞれにラストスパート。この時期、値引きやサービス品など日頃得られないメリットも多く、買い替えを検討している方は新車・中古車を問わずまさにチャンス到来なのです。
しかし、ご注意いただきたいことがひとつあります。ベテランの方は耳タコですが、クルマは登録されて初めて販社の成績になります。よって、3月中納車が絶対条件。
狙いのモデルがある方はジャブのつもりでディーラーへ。早々にカタログでももらってきてください。いい条件を引き出すには、いい見込み客になることが大切だからです。
さて、ブツヨクシーズンということで考えてみたいのがフランス車です。輸入車で圧倒的シェアを誇るドイツ車、メディアを飾るメンズファッションでは相も変わらずイギリスvsイタリアな今日ですが、個性では勝るとも劣らないのがフランス車。今回は旬のSUVを狙ってみます。
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ルノー キャプチャー/カジャー
2017年に過去最高の販売記録を達成するなど、フランス勢でもっともイキオイがあるのがルノーです。で、キャプチャーのボディサイズは全長4125×全幅1780×全高1585(mm)と、ほぼタワーパーキングOKなお手頃サイズ。エンジンは1.2リッター直列4気筒ターボを搭載し走りも過不足ありません。価格は267万2000円からとご予算300万円圏内のモデルです。
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本格導入を控えたカジャーは、キャプチャーのひとつ上のセグメントでひとまわり大きい全長4455×全幅1835×全高1610(mm)のボディサイズ(エンジンは同じ)。ご自身の感性に刺さった方は猛ダッシュを。間に合えば100台限定(先行導入モデル)のボーズ仕様が買える可能性も。上級モデルらしく安全装備が充実しています。344万円。
ルノー ジャポン
0120-676-365(ルノー・コール)
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プジョー 2008/3008/5008
エントリーモデルの2008は前出のキャプチャーと良きライバル関係にあります。全長4160×全幅1740×全高1570(mm)のボディに1.2リッター直列3気筒ターボエンジン搭載とスペック的にも似ています。選択に迷うようなら試乗比較をお忘れなく。263万円から。
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3008と5008は似て非なる兄弟車です。3008は5人乗りで全長4450×全幅1840×全高1630(mm)。5008は7人乗りで全長4640×全幅1840×全高1650(mm)。ホイールベースは+165(mm)長く後半部はボディパネルも異なります。エンジンはガソリンの1.6リッター直列4気筒ターボとディーゼルの2リッター直列4気筒ターボが選べます。3008が357万円から。5008が404万円から。
プジョー・シトロエン・ジャポン
0120-840-240(プジョー・コール)
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シトロエン C3
フルモデルチェンジで車高チョイ上げのクロスオーバーカーへ転身したC3は、SUVじゃアイポイントが高すぎると嫌うオーナーにうってつけ。個性的なデザインのボディは全長3990×全幅1750×全高1495(mm)とコンパクト。エクステリア、インテリア、カラーバリエーションを含むデザインの妙は、まさに傾奇者なモデルです。エンジンはPSAグループで共用する1.2リッター直列3気筒ターボを搭載。今回取り上げた車両で最安値の216万円からというスタートプライスも魅力です。
プジョー・シトロエン・ジャポン
0120-55-4106(シトロエン コール)
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DSオートモビルズ DS 4クロスバック/DS 7クロスバック
シトロエンの上級ブランドとして分離されたDSは、高級素材を使用したラグジュアリーなフランスのサヴォアフェール(匠の技)が魅力です。DS4クロスバックのパワートレインは同グループのプジョー3008と同じくガソリンとディーゼルが選べます。5ドアハッチバッグの標準車と比較して30mmアイポイントが高く、よってロードクリアランスも大きなクロスオーバーカーの実用性も魅力となります。331万円から。
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上級モデルのDS 7クロスバックはDSブランドの伝統に則り、マクロン新大統領の就任後パレードに使用されニューズ映像で見た方も多いかも知れません。本格導入はこれからですが、ローンチに先駆け特別仕様の限定モデル(40台)をWEB上にて予約販売。ボディサイズは全長4573×全幅1906×全高1625(mm)。パワーユニットはガソリンの1.6リッター直列4気筒ターボエンジンですが、2019年にはPHEV(AWD)の追加をアナウンス済み。今後が期待されます。589万円から。
プジョー・シトロエン・ジャポン
0120-92-6813(DSコール)
フレンチSUV特集いかがだったでしょうか。ひとつネガティブな要素があるとすれば、全車駆動方式がFFでAWDのラインナップが1台もないこと。その点を除けばこれほどファンなSUVは稀有な存在かも知れません。
※車両価格は2018年1月20日現在
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ルノー キャプチャー インテリア
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Text:Seiichi Norishige
■DS AUTOMOBILES PRESENTS DS 7 CROSSBACK AT DS WEEK 2017