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【BMWのSUVが400万円台で!】2018年、コイツが日本を爆走する?

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2018年はさらに熱いSUVブーム続きます!

新春を飾るジドウシャギョウカイの恒例行事といえば、やはりデトロイトモーターショーです。おそらく、業界を問わず北米は最大のマーケット。ですから、注目度が高いのは言うに及ばず、自国に利益を持ち帰れるか不透明な赤い国よりも当然力が入ります。

この中から2018年デビューのフォルツァ世代にふさわしいニューモデルを探すと、真っ先に注目したいのがBMWの新作SUV「X2」です。

現行型X1がややボクシーなボディ形状なのに対し、「X2」は4ドアクーペのようなスタイリッシュさが持ち味です。このイケてるデザインのツボは、“ホフマイスター・キンク”と呼ぶブーメランのような形状のCピラー。

サイドガラスを全体的に見渡すと、その形状が変則的な五角形になっているのがお分かりいただけると思います。そして、より注意深く見ると、5つの角のうち3つが最後方のガラス面に集中していることに気付きます。

この角がもし上下の2つだけだったらどうでしょうか。不思議なことにBMW特有の引き締まったスポーティな印象が薄れてしまうのです。

「X2」の開発陣によれば、BMW伝統のクラシックなスポーツのDNAを吹き込んだとなるのですが、実はこのデザインを生み出したのが1961年当時、デザイン部門の責任者だったヴィルヘルム・ ホフマイスターなのです。

大戦後のBMWには量産可能な手軽でスポーティな小型車がなく、高級車のラインナップしか存在しませんでした。そこで「ノイエクラッセ(新たなクラス)」の大号令の元、現在のスポーティなBMWデザインの祖となる「1500」を開発します。

このモデルは後に“マルニ”の相性で親しまれた2シリーズへと進化し、BMWをさらなる成功へと導いたのです。

さて、このX2。パワーユニットやシャーシが新しいのは当然なのですが、実は今後デビューする兄弟車のX1、そして次期型MINIのメカニズムを一部先取りしデビューを飾るのです。

その先行採用される部分というのがトランスミッションです。基本的に前輪駆動(FF)のガソリンエンジン搭載車がデュアルクラッチを採用した7速ステップトロニックを。AWDのディーゼルエンジン搭載車がトルクコンバータータイプの8速ステップトロニックを採用します。

で、あくまで余談ですが、3ペダルのマニュアルトランスミッション仕様のMINIが欲しければ今が最後のチャンスです。なんせ工場はこの新しい組み合わせのパワーユニットを絶賛生産中。

新世代へとモデルチェンジするJCW(ジョン・クーパー・ワークス)さえ、8速ステップトロニックしか採用されないとのウワサです。いずれ旧モデルとなりますが、クラッチペダルを踏みたいなら現行型を買っておきましょう。

注目の「X2」に話題を戻すと、何と言っても手の届く価格帯(たぶん400万円台)で気絶級にカッコいいSUVが買えるのですから魅力は尽きません。

デビューは2018年3月。まず北米でローンチされるのが最上級グレードのxDrive28i(170kW/228 hp)です。その他、2リッター4気筒ターボ(ガソリン)搭載車がsDrive20i(141kW/192hp)、デーゼルがxDrive20d(140kW/190hp)、xDrive25d(170kW/231hp)となります。

追って続くのが1.5リッターの3気筒エンジン搭載車です。こちらは現状スペックの発表はありませんが、sDrive18is/Drive18d/ xDrive18dと出揃う予定です。

早くも日本デビューが待ち遠しいBMW「X2」。今はまだ桜を眺めるドライブシーズンに間に合うことを祈るのみです。

Text:Seiichi Norishige

BMW
0120-269-437(カスタマー・インタラクション・センター)

■The first-ever BMW X2. Official TVC. Be the one who dares



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