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SNSに大発生!? 「意識高い系」の生態とは

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ウザイ?痛い!?嫌われる「意識高い系」

「意識高い系」という言葉、最近よく耳にしますよね。ネットやSNSで「意識高い系」といえば、「ウザい」「痛い」のオンパレード。主に就活生などの間でよく使われる若者言葉だったものが、今や社会人の間にも浸透し、普通に使われるようになってきています。そもそも意識高いって悪いことなの?と思ったあなた。もしかして、自分も「意識高い系」な言動をしているかも……。この機会にチェックしてみましょう。

目次

意識高い「系」とは?

「意識高い系」の特徴6選

 ①SNSでアピール

 ②英語でアピール

 ③見た目でアピール

 ④知識量でアピール

 ⑤セミナー/団体でアピール

 ⑥服装でアピール

こんな言動には要注意


 ・批判

 ・おせっかい

 ・上から目線


「意識高い“系”」から「意識高い」へ

意識高い「系」とは?

元々はネットスラングで、自身の経歴や人脈を必要以上にアピールして「デキる男(女)」を演出している人に使われていた言葉です。そもそも、「意識高い」という言葉は本来マイナスの意味で使われる言葉ではありません。これ見よがしに自慢したり、自分の実力以上に見せようとすることが「意識高い“系”」のポイント。あなたの職場にもこういう人、いませんか?

「意識高い系」の特徴5選

①SNSでアピール

前述の通り、経歴や人脈を執拗にアピールするのは「意識高い系」の特徴です。TwitterやFacebookといったSNSのプロフィール欄に、大学名や社名、所属団体etc...プロフィールを載せているだけのつもりでも「自慢している」と受け取られてしまいます。また、フォロワー数やいいね数に固執するのも、SNSではよくあることですがNG。「〇人フォロワーがいる」「私の投稿シェアして」などの発言を繰り返すことで、周りの人をウンザリさせてしまうかもしれません。要注意です。

②英語でアピール
英語、特に「インフルエンサー」「コミット」「イニシアティブ」など、ビジネス用語の横文字を多用する傾向もあります。これは自分の知識をひけらかしているように見えてしまいますし、聞いている人にもイマイチ伝わらないという意見が。また、外国へ行ったことがあったり外国人の友人がいたりするために、外国と日本の差を話したがる人も多いよう。英語が話せることや海外旅行をすることは良いことなのに、外国と比べて日本はダメ……というような発言があると、聞いている人は良い気分にはなりませんよね。

③見た目でアピール

「デキる自分」を演出する……そのためには見た目も大事ということで、「とりあえず形から」という人も。よく例えられるのはカフェでノートPCをいじっている人ですが、例はさておき、SNSを見てみるとこういう投稿を好む人はたくさんいるようですね。SNSの中でも特にInstagramは顕著で、ここではビジネスの話よりも私生活の充実ぶりをアピールする場となっています。もちろんこのような投稿は全く悪いことではないのですが、強すぎる自己顕示欲と承認欲求は抑えた方が吉。男性よりも女性に多い印象ですが、果たして……?

④知識量でアピール
英語の他にも、自己啓発本・ビジネス書などを読むことでも知識量の多さをアピールすることがあります。それらに書いてあったフレーズや著名人の遺した格言を使うことでスマートに見せようとしても、それがただの受け売りだと、聞いている人は冷めてしまうとか……。小難しい言葉を使って話をするよりも、誰にでもわかるように話を進める方がスマートに見えますね。

⑤セミナー/団体でアピール
セミナーとは、あるテーマに興味がある人を集めた講習会のこと。自分の興味のあるセミナーには参加するべきですが、「たくさんのセミナーに行っている」という事実に満足してはいませんか? また、何かしらの団体を立ち上げて重要なポストについても、その目的がはっきりしないままではいけません。セミナーにしろ団体にしろ、自分のやりたいことや目的を明確にすることが第一です。

⑥服装でアピール

意識高い系の人は、高級ブランドを好んで身につける傾向があります。もちろんそれは悪いことではありません。むしろ素晴らしいと言って良いでしょう。

しかし、問題なのは「似合わないのに」ブランドだけを見て買っていること。本当のオシャレは「オシャレをしている」と気取らないことが重要です。自分に合うものをじっくりと選別するようにしましょう。ブランドだけを気にしていては、逆に「なんだかダサいな……」と思われてしまうことも多々ありますから。

こんな言動には要注意

「意識高い系」の特徴を見て、「自分、こういうことしているかも……」と思った人もいるのではないでしょうか? しかし、このような行動は、他人にひけらかしさえしなければ、行動自体が悪いということは少ないのです。では、気をつけた方が良い行動とはどういったものなのでしょう。ズバリ、お答えします。

・批判
人を批判することももちろんですが、社会批判や政治批判もやりすぎると引かれてしまう原因になります。特にネット上では誰でも発言できるので好き勝手言ってしまいがち。適当に大きなことを言えば言うほど、見ている人からは「本当に政治に詳しいのか?」「言いたいだけでは?」などと思われてしまいます。批判はほどほどに。

・おせっかい
親切も度を過ぎればおせっかいになってしまいます。例えば、素晴らしい経験を相手にも伝えたい、という場合。「〇〇しないと人生もったいない!」と言ったり、相手に「教えてあげる」という気持ちで接すると、言われた人は辟易してしまうでしょう。アドバイスのつもりでも、他人への過干渉はご法度です。

・上から目線

おせっかいの更に上。自分の行動に絶対的な自信を持つ意識高い系は、無意識のうちに他人に優劣をつけ、見下してしまう傾向にあるようです。自分が正解という思い込みは危険なもの。自分は上から目線で人と接してなんかいない……と思ってはいても、たまには自分の発言を見直してみても良いかもしれません。

「意識高い“系”」から「意識高い」へ

いかがでしたか? 意識を高く持つということは、本来素晴らしいことです。ただ、背伸びをしすぎて実力以上の自分を演出してしまうと「意識高い系」になってしまうのです。


・自己顕示欲や承認欲求は抑えて
・知識をひけらかさない
・相手の意見も尊重する


これらに注意して、これからは「意識高い」ビジネスライフを送ってみませんか?

Photo:Getty Images
Text:K.S



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