ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
FOOD 昭和なアニキのアニ散歩

第48回 グレイのストライプスーツと「三河屋の屋形船★赤星丸」の天ぷら

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録

粋な江戸の風流を楽しむ水上散歩

大事なイベントにはシンプルで控えめなスーツを着て行く。細いストライプのネイビーかグレイでシャツは白。ネクタイはネイビーの無地と決めている。

ヨコワケにグレイのストライプスーツでジャパニーズダンディを気取り、スペシャルな屋形船が待つ北品川へ向かう。

「赤星丸」は「赤星」の世界観を楽しめる屋形船で6月15日(木)~6月25日(日)まで期間限定で運航される。アニ散歩の読者の皆様はご存知だと思うが、「赤星」とはサッポロラガービールのことで日本最古のビールブランドなのだ。

初日の今日は赤星の飲める名店を紹介するサイト「赤星★探偵団」の読者様を御招待し、心行くまで楽しんでいいただくイベント出航だ。船内は正に素晴らしき「赤星」の世界。夕暮れ時に着々と準備が進められる。

1877年の誕生から歴代のラベルを見ていると、その歴史と伝統を感じる。

夕暮れ時の海風が心地よい。「赤星」の提灯に灯がともり気分が盛り上がってくる。

いよいよ「赤星丸」出航。北品川からお台場まで約2時間半の昭和クルーズに興奮してきたぞ。

尊敬する大竹聡さんに「赤星」を注ぐ。大竹さんは伝説のミニコミ誌「酒とつまみ」創刊編集長で酒場に関する多くの書籍を執筆されている。赤星★探偵団では「赤星★100軒マラソン」
という気の遠くなるクレ イジーな連載をされていて、光栄なことに俺をアニキと呼んでくれるのだ。

酒場の大先輩なので尊敬の念を込めて叔父貴と呼ばせていただいている。俺も目指せ、アニ100散歩だ。

ビデオ出演による2代目団長の尾野真千子さんの掛け声で乾杯!こうやって実際に読者様と会え、しかも一緒に「赤星」を飲めるなんて幸せすぎるなあ~

食事はお刺身と絶品つまみが並ぶ。なんと「赤星」は嬉しすぎる飲み放題だ。

「赤星丸」を運航する屋形船の三河屋はなんと170年以上の歴史をもつ。さすが老舗だけあって天ぷらも絶品だ。

強烈に美味すぎる!エビ天気絶……赤星丸昇天!漁師揚げと呼ばれる衣のサクサク感と新鮮なエビの旨味にシビれまくり。

こりゃあ「赤星」がとまらない。屋形船の非日常的な空間で飲むとこれまた格別の美味さだ。グイグイと大瓶を開けてしまう。「赤星」は程よい苦みと厚みのある美味さで、いくら飲んでも飽きないのだ。

あれ?飲みすぎたか?赤星丸が揺れているのか?俺の頭の中が揺れているのか?

屋形船飲みが心地よすぎる中、赤星★探偵団としてゲスト参加していることを忘れるところだった。トークショーで叔父貴と「赤星」を語らせていただき、クイズ大会で読者様と盛り上がる。

後ろのカラオケ機材のせいか、マイクを持つと歌っているように見えてしまうって?サッポロビール様、いつか「スナック★赤星」の企画をお待ちしていますので何卒よろしくお願い申し上げます。

お台場に近づくと日が暮れて、いい感じの昭和ナイトクルーズになってくる。

乗船記念にデッキで叔父貴&アニ立ち!読者様とも記念写真を撮らせていただく。

楽しいひとときは、あっという間に過ぎてしまった。叔父貴と夜風にあたりながら俺は思った。「赤星」と関わっていなければこんな大先輩と飲むこともできなかったし、読者様とも出会えなかった。心からありがとう「赤星」。

サッポロビール様をはじめ、このイベントに関わる全てのスタッフの皆様そしてご来場していただいた読者様、本当にありがとうございました。

「赤星丸」とはこれでお別れだが、三河屋では通常の屋形船で貸し切りだけでなく乗り合いでも極上の料理を楽しめる。ぜひ江戸の粋なひとときを楽しんでくれ。

グレイのストライプスーツ。ユナイテッドアローズ/ザ ソブリンハウスのオリジナルでクラシックな王道のシングル3つボタンサイドベンツ。ストライプのスーツは控えめな細めのものを選ぶと、よりエレガントな雰囲気になる。

Photo & Text:Eiji Katano

\\\  2018年11月23日アニクルーズ開催決定!!! ///
アニクルーズ11/23(金)祝日出航
「東京の海は気絶な色やね」 限定40名
フリードリンク&ブッフェスタイルで2時間のクルーズパーティ
<ご乗船のお申し込みはコチラから>

 

今回のアニキおすすめの店

「三河屋」
東京都品川区東品川1-1-14
Tel. 03-3471-3454
http://www.funayado-mikawaya.com/
完全予約制
お電話受付時間 9:00~21:00

プロフィール
片野英児(かたのえいじ)
1968年生まれ。昭和とメンズ服飾を愛してやまない48歳。小誌編集長の干場(ほしば)がアニキと呼んだことから、いつしかアダ名がアニキに。趣味は、スナックで昭和カラオケ。呑みすぎると、歌いながら、なぜか干場と泣き合う熱き男。好きな場所は軍艦島とイタリア。プロレスに行くと、なぜかマスクをかぶって観戦したくなってしまう。



RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5