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【レクサスLC500h試乗】超ラグジュアリー 2ドアクーペの実力とは?

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クラブカルチャーの聖地で レクサスの新たな一面に触れ…そして踊る!?

クラブカルチャーで知られるスペインのイビザ島。老舗クラブ“パチャ”はあまりにも有名なナイトスポットだ。6月ごろからクラブの営業が解禁になり、ロンドンをはじめ西ヨーロッパ中から音楽好きの若者が群れをなして押し寄せる。

そんなイビザ島で先月行われたのがレクサスヨーロッパ主催のLCローンチイベント。ライフスタイルメディア向けに開催されたそれに、日本から一人だけ参加させてもらった。

テーマは「エクスペリエンスアメージング」。要するに「驚きの体験」だ。まぁ、イビザ島行きの飛行機から隣の席に世界的なDJマーク・ロンソンが座っていたのだから、そこからアメージングは始まっていたことになるけどね。このイベントはそのマーク・ロンソンが一部プロデュースしている。彼の音源が“自分の動画”に使われる。

“自分の動画”は……、いつの間にかできていた。指示通りに指定された場所に行き、渡されたLCのキーでクルマを走らせると、それがストーリー性を持った動画になっていたのだ。途中、ポリスに止められたり、ダンスパフォーマンスチームが現れたりと、じつにアメージングな出来事の連続である。

そして最後のゴール地点ではフラッシュモブに巻き込まれる。プライベートビーチでくつろいでいた若者たちが、LCの到着とともに突然踊り出すのである……。

ステアリングを握ったのはLC500hだった。これまですでに3度このモデルを走らせているが、イビザ島という環境ではまた違った風味を味わった。普段のテストドライブとは異なるゆったりした南国風ドライブだ。

すると乗り心地の良さとハイブリッドの動力性能の気持ち良さが際立った。特にシフトチェンジの絶妙なタイミングと減速時のブリッピングは特筆モノ。日常的なスピード領域で感性に訴えるエモーショナルさを強く感じた。これは新発見だ。

なんて感じのドライビングと陽気なイベント。レクサスLCにインスパイアされたコンテンツといったところだろう。このラグジュアリー2ドアクーペが新たなブランドの顔になることは間違いない。

それにしても今思い起こしてもアメージングな体験だった。ただ初めから動画撮るってわかっていたらダンスの練習しておいたんだけどなぁ〜、てちょっぴり後悔もあるけどね。

 

 

【プロフィール】

九島辰也
モータージャーナリスト兼コラムニスト/日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員/2014-2015日本カーオブザイヤー選考委 員/日本ボートオブザイヤー選考委員/(社)日本葉巻協会会員
http://www.tatsuyakushima.com/index.html

 



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