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世界のVIPが溺愛する メルセデス Sクラスに新型登場!

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デビューから4年、新型もスゴイんです!

先頃、会期を終えたばかりの上海モーターショー(北京モーターショーと交互に開催)で、新型メルセデス・ベンツSクラスがワールドプレミアを行いました。現行モデルは2013年にデビューしましたので今回のモデルは大掛かりなマイナーチェンジ版ということになります。

マイバッハを別モノとすれば実質Sクラスが4ドアセダンのフラッグシップ。ニュース映像等でご覧になるように、世界のVIPに愛用されるラグジュアリーカーの代名詞でもあります。この新型Sクラスの発売は夏頃といわれます。

エクステリアはメーカーにとってはリフレッシュ程度かもしれませんが、かなり精悍な印象で躍動的に映るかも知れません。インテリアも磨きがかかり、また、後席にはこれまで以上にオモテナシ機能を満載。音楽・照明・フレグランス・温度・マッサージなど五感をフルに活用し統合的にリラクゼーションをもたらします。さすがVIP御用達というしかありません。

パワーユニットでは直列4気筒とV6エンジンを廃止。新型は3リッター直ーゼルが2機種、ガソリンが3リッター直6のプラグイン・ハイブリットと4リッターV8ターボの2機種となります。無論、AMGも新型となりS63がこの新開発V8がベースエンジン。S65は従来型をベースに6リッターV12ターボエンジンを継続します。

トピックというか少々解説が必要なのがプラグイン・ハイブリット用に新規開発した「M256」と呼ばれる直6エンジンです。現在のクルマは12V電源を主流としていますが、実はこのユニット❝48V❞で電装系が設計されているのです。

ドイツではダイムラーを含む主要5社が2011年に「LV148」という48V電源の規格化を策定。サプライヤーを含め業界全体で取り組んできた経緯があります。

ずばりメリットは低燃費=低炭素化の実現です。48V化すればスターターと発電機を兼ねたモーターユニットをエンジンと駆動系の間にセットでき、既存のハイブリットカーほど出力は望めませんが、12Vでは不可能なモーターのアシスト力を得ることが可能となるのです。

これは48V化で既存のモデルをやんわりとハイブリット化しようという考え方ですが、新型Sクラスの場合、プラグイン・ハイブリットカーに48V対応の電装系を組み合わせ、12V では実現不可能な❝電動アシスト機能の付いたターボシステム❞をドッキング。低速時でもモタツキのない過給器エンジンとしています。

また、V型エンジンと比較して、直列エンジンは排気系が片側に集約されるので、排気ガスの後処理もラクということに。スペース的にもコスト面でも直列エンジンを採用するメリットがココにあります。

ちなみにこのM256ユニットは先行して昨年末に発表され、最高出力300kW(408hp)以上、最大トルク500Nm以上とのアナウンス。実車への搭載時のスペックは現段階で未公表ですが、プラグイン・ハイブリットモデルは後発になると思われます。最後に新型Sクラス(本国仕様)のスペックをまとめておきます。

S 350 d 4MATIC 210kW/286hp/600Nm
S 400 d 4MATIC 250kW/340hp/700Nm
S 560 4MATIC 345kW/469hp/700Nm
AMG S 63 4MATIC+ 450kW/612hp/900Nm
AMG S 65 463kW/630hp/1000Nm

Text:Seiichi Norishige

価格:未定

メルセデス・ベンツ日本
0120-190-610(メルセデスコール)

■Mercedes-AMG S 63 4MATIC+ Driving scenes



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