40代の病死、心疾患はがんに次ぐ2位。 心臓を守ってくれる、スゴイ食べ物があるんです。
人生の折り返し地点である40代。ここをどう通過するかによって、あなたの人生は大きく左右される。そのために必要なのが健康に関する知識だ。
厚労省のウェブサイトによると、40代男性の死因は悪性新生物(がん)と心疾患が群を抜いている。平均寿命で計算すると、一生で約20億回も休みなく鼓動をするという心臓は、まさしく臓器の中心的な存在だ。働き者の心臓に負担をかけず、突然死のリスクを減らすためにはどうすればいいか。
手っ取り早いのが、食事に気をつけること。特にこの3つの食べ物は覚えておこう。
1.サーモン
オメガ3脂肪酸に富む、サーモンやイワシ、ニシンは、運動時の心臓のはたらきを促進させてくれるという。通勤やジョギング中の動悸にも効果が期待できる。スマホサイズの切り身を一週間に二度を目安に食べるとgood。
2.ブルーベリー
動脈壁の炎症は、心臓にとって大敵だ。毎日小さなカップ一個分のブルーベリーを食べると、ブルーベリーの抗酸化作用が炎症を抑え、心臓の健康を守ってくれる。ブルーベリーはフレッシュなものでなくても構わない。冷凍モノでも十分に効果はあるのだ。ヨーグルトに入れたり、グラノーラに入れたり、手軽に食べられるのも嬉しい。
3.ナッツ類
アーモンドやくるみは、心臓にとてもいい。ニューイングランドジャーナルによれば、「一週間に二度、片手に収まる量」のナッツ類を食べたグループは、ナッツを食べなかったグループに比べ、心疾患による死亡率が29パーセント低かったという。ココナッツオイルも○。なるべく無塩のものを取るようにしたい。過剰な塩分は血圧を上げ、心臓に負担をかけてしまうからだ。
スマートな40代を送るために、世界に一つだけの自分のカラダをぜひいたわってほしい。まずはこの3つの食品を意識して摂ることからスタートしてみてはいかがだろうか?
Photo:gettty images
Text:栗原P