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「夫に死んでほしい妻たち」が急増中
離婚より未亡人がお得だわ、と妻・それに気づかない夫

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夫に「死ね!」「いなくなれ!」妻たちの実態と、死んでほしい夫にならない方法とは!?

「未亡人になりたい」。

世の中の「妻」のなかには、「夫に死んでほしい」あるいは「死ね」「いなくなればいいのに」と思っている人がいることをご存知でしょうか? 「うちは夫婦円満だから」なんて、甘い。「夫に死んでほしい妻たち」の著者・小林美希さんによる取材によれば、ほとんどの夫が「妻の夫に対する殺意(もしくは未亡人願望)」に気づいていないというのですから、FORZA読者の皆様、他人事ではありませんよ。

Google検索で「夫」と検索すると恐ろしい結果に!?

Google検索で「夫」と検索すると、検索予測機能で横に表示される文字は「夫 ストレス」「夫 イライラ」「夫 死ね」など、ネガティブなものばかり。対して「妻」と検索すると「妻 プレゼント」「妻 誕生日」など、ポジティブなものばかり。

Google検索結果を見るだけでも、妻と夫の間には、埋まることのないであろう大きな溝があることが伺えます。ちなみに、「嫁」と検索すると、「嫁 ブス」「嫁 うざい」と表示されるという結果に。要は、「妻」と表現しているうちは愛があり、「嫁」と表現し始めると愛が薄れるということなのでしょうか。これは、女性にとっても少し怖いことであります。ちなみに、妻が夫を「アイツ」と裏で呼び出したら、それはもう「離婚の危機だ」と思って間違いないのだとか。

今回は、著者・小林美希さんにインタビュー。恐ろしいお話の数々、そして、「どうやったら妻に『死ね』と思われずにすむのか」をお伺いしました。

西内悠子(以下、西内):本日はよろしくお願いいたします。「夫に死んでほしい妻たち」、タイトルの時点で苦笑してしまいました。目次を見れば「リビングルームで芽生える殺意」などなど、シュールすぎます。本当に恐ろしい話ですよね。

小林美希(以下、小林):「はじめに」でふれた事件からして、実に恐ろしいです。要介護状態になった79歳の夫を、30年以上前の不貞を理由に、70歳の妻が殴って死なせてしまったというのですから...。夫は「もう時効だ」と思うようなことでも、妻は文字通り「恨み骨髄」というか、忘れることはないのですね。確かに罪を犯すほどの妻は例外でしょう。でも、色々な方をインタビューしていると、「どの夫婦にも、こんな事件が起こる可能性が秘められているのかもしれない」と思いました。

夫に死んでほしい妻は沢山存在する!?

西内:本気で「夫に死んでほしい」と思っている妻が、世の中には沢山存在しているということですか?

小林:実際に殺意を抱くとまではいかずとも、「死んだらいいのにな」「子供がいるだけの生活がしたい」「離婚するのは大変だから、早く夫に死んでもらって未亡人になりたい」と思っている妻って、実は多いということが取材を通して分かりました。

西内:恋愛結婚でもともと愛していたのにも関わらず、死んでほしいと思うようになるんですか?

1/4のカップルが妊娠期から愛し合っていない!?

小林:ベネッセ次世代育成研究所が夫婦300組に聞いた調査があります。それによると、「配偶者といると、本当に愛していると実感する」割合が、妊娠期では夫婦ともに74.3%で並んでいるのですが、2歳時期では夫の51.7%に対して、妻は34%にまで落ちこんでいるんですね(「第1回 妊娠出産子育て基本調査・フォローアップ調査速報版」)。これは「産後クライシス現象」とも呼ばれている現象です。

西内:そもそも4分の1もの夫婦が、「愛情がない」というのは、どういうことでしょう?

小林:女性の場合、子どもが欲しかったりすると、どうしてもタイムリミットを考えてしまいますから、焦りもあって「ほどほどの相手」と結婚したりすると、そうなってしまうかもしれません。

西内:そうなんですね...。私もアラサーなので、焦りで結婚するのだけはやめようと思いました。そして、そもそも結婚願望はとくにないのですが、余計になくなりました。

小林:西内さんのように、「この本のせいで結婚したくなくなった」という人の声もありました。この間知り合ったマスコミ業界の男性は、「結婚を予定しているんですが、本を読んで怖くなったので、考え直したくなりました」と言っていて(笑)。本の編集者によると、「結婚生活の幻想を打ち砕いて、日本の少子化を進めようとする陰謀だ!」という意見までネットで出ているそうです。もちろん、ずっと円満な家庭もありますよ。どのくらいいるか分かりませんが。

西内:でも、著書では「夫に死んでほしい」と思っていても「子供は好き」という妻がほとんどですよね。要は、結婚せずに妊娠し、子供を一人で産むことができるのならハッピーになるのでしょうか。

小林:まだ今の日本では、社会制度だったり、職場の環境だったり、あるいは周りの視線だったりと、シングルマザーには厳しい状況です。仮にそういったものが改善できたとしたら、そのほうが幸せということにもなり得ますね。

西内:でも、なぜ好きで結婚したはずの夫を「死んでほしい」とまで思ってしまうのでしょうか?

なぜ夫に死んでほしいのか!?
(⇒続きはコチラ)



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