イタリア真の歴史的シンボル コロッセオの修復が急加速
編集長・干場が「イタリアの父」と呼ぶほど、交流の深いトッズ・グループ会長兼CEOディエゴ・デッラ・ヴァッレ氏。ローマ市長と同席の記者会見にて、ローマ コロッセオ修復の第一期工程が終了したことを発表しました!
これは、年間600万人もの観光客が訪れる、イタリアの真の歴史的シンボルであるコロッセオの早急な修復の必要性を感じたディエゴ氏が、愛するイタリアの文化遺産保護のために2011年から動いたプロジェクト。
現在は、従来のアーチを閉門する装置を新しいゲートに取り替える作業と、北面および南面のファサードの修復などが完了しています。これらの修復作業は8段階に分けて計画されており、今後はコロッセオの遊歩道と地下室の修復へと続いていくとのこと。
また修復・保護作業のために、圧力や余計な薬品、溶剤を一切使用しない室温の水しぶきを使用する新たなるクリーニングシステムが開発・承認されたことで、長い年月によってつくり出された自然の艶や古色の名残は残しつつ、堆積した目の粗いほこりを取り除き、表面の黒い汚れのみを溶かすことを可能にしているというチカラの入れよう。
今後、ユーティリティ設備にはビジター向けのサービスセンターが新設されるそうで、訪問者はコロッセオ外部からの利用も可能となり、コロッセオの楽しみ方も増えます。
ディエゴ氏は、「トッズ・グループは、“メイド・イン・イタリー”にこだわり、それを推進するブランドとして、自国のイメージや真の姿への貢献は、名誉であると同時に義務であると信じている」と、当時コメント。ブランドを育ててくれた祖国とはいえ、28億円を一気につぎ込む勇断ができるとは、ディエゴ氏は真の紳士ですね。干場が父と呼ぶほど尊敬する理由もわかりました。
日本のアパレル企業でも、こうした働きがあることをFORZA STYLEは願います。そして、FORZA STYLEとしてもディエゴ氏に習い、少しでも社会貢献できることを考えていきます。
Text:Satoshi Nakamoto
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トッズ・ジャパン マーケティング&コミュニケーション部
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