できるビジネスマンは、Vゾーンでも季節感を取り入れる
ビジネスの最前線で働く40代なら、これからの暑い季節でもネクタイを締めなければいけない瞬間は多々ありますよね。ノータイのスタイルより暑くても、周囲に与える印象は少しでも涼しげでありたい、そんな方へのビジネススタイルのトレンドとして紹介するのが、ニットタイです。
「ネクタイをしていることで、体感温度は3度も高くなると言われています。そこで、これから暑くなる夏でも涼しく、爽やかな印象に見せてくれるのがニットタイ。選びのポイントは、まず細身を選ぶこと。そして、なるべく無地で寒色を選ぶことです。すっきり細身で色や柄を抑えたニットタイをいつものVゾーンに投入するだけで、涼しげでありながら知的な印象も与えられますよ」。(編集長・干場)
立体的な素材感がVゾーンに知的さと清涼感をもたらします

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ビームスオリジナルのニットタイは、シルク100%の美しい質感。イタリアで生産されており、いつものVゾーンをより春夏らしく涼しげな印象に仕上げてくれます。シャツのストライプ柄を上品に引き立てる立体的な素材感で、さりげなく主張するVゾーンを完成させます。
ブランドのこだわりがさりげなく詰まった一本で、Vゾーンをアップデート!

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(手前から順に)
「バーニーズ ニューヨーク」:毎シーズン色柄や織りを変えて展開するオリジナルのニットタイは、ドイツ製で素材はシルク100%。打ち込みが強くハリのある生地が特徴で、結びやすくノットが大きくなり過ぎない点も人気の理由。2種類の織りで表現した同色のボーダーが印象的で、Vゾーンに奥行きと軽さをもたらします。
「マッキントッシュ ロンドン」:ビジネスからカジュアルなスタイルまで対応できるシルク素材。大剣幅は6.2センチで、こちらもノットをコンパクトかつ上品に結べるスマートな一本です。
「アトリエF&B」:1919年に設立され、今もメイドインフランスにこだわる数少ないブランド。品良くやわらかな色使いが特徴です。明るめのブルーに細めのホワイトが入ったボーダーは夏らしく涼しげで、無地のシャツに合わせたい。
「エポカ ウォモ」:こちらはイタリアメイド。ボリュームを抑えた春夏仕様のニット素材で、Vゾーンに軽さと涼しさを演出できます。
「マッキントッシュ フィロソフィー」:イタリア・コモにある最大手テキスタイルメーカー「カネパ社」に別注した一本。エッジ部分のカラー切り替えや両裾のリブ始末など、通常のニットタイを編み立てる編み機では不可能なすっきりとした端正な仕上げが魅力です。 敢えてリバーシブル仕様にはせず、ノット位置や締め方のアレンジによって、チラリと見えるさりげない配色にセンスの良さが現れます。
Photograph:Ryo Toyoda
Styling:Takahisa Igarashi
Hair & Make-up:Ryohei Katsuma(masculin)
Model:Ken Kondo,Masaya(HEADS)
Edit:Takuya Kikuchi