ジーンズが“通年アイテム”ではない理由とは!?
ジーンズにも季節感があるのをご存知でしょうか? 「ジーンズの色落ちの濃度によって、似合う季節が変わってくるのです」と語るのは、デニムにもかなりのこだわりをもった編集長・干場。オールシーズン着用できるアイテムと思っていたデニムにも、お洒落な大人には季節ごとに取り入れるべき色味があるのだそうです。
「これから夏に向かっていく季節に取り入れたいのは、少し淡色のブルーデニム。白いシャツ、白いニット、白いTシャツと合わせれば、大人ならではのシンプルで爽やかなスタイルが簡単に完成します。シルエットはテーパードしたスリムを! ダメージはほとんどないか、あっても控えめなものを。上品なジャケットやシャツと合わせられれば、1シーズンだけでなく長く穿けるはずです。着こなしの理想は“白シャツとブルージーンズなのに、タキシード姿が似合うことを想像できる”ように着ること(※詳しくはこちら)。コーディネートはあまり盛らずシンプルに、が基本です」。
大人気パンツブランド「シヴィリア」の何にでも合う“淡色”

2005年にイタリア・アンコナで創業したパンツブランド、「シヴィリア」。すぐ人気に火がつき、世界的にもその知名度を確立しました。シルエットは細身ですが、ストレッチが効いたこだわりの素材で抜群の穿き心地を提供してくれます。加工感のあるアイスブルーは、夏らしい淡色になるまで洗いをかけて表現したもの。適度な色落ちとイタリアらしい品のある表情で、FORZAな大人にぴったりの一本です。
あのリーバイス社が加工を認可した大注目ブランド!

1950年代〜1990年代のリーバイス®のヴィンテージデニムを元にカスタムしたジーンズを展開する注目ブランド「リダン」。1本1本手作業による加工のため、二つとして同じデニムが存在しません。そしてリーバイス®社が唯一公式に自社のヴィンテージデニムの加工を認可しているブランドでもあります。こちらは腰まわりに適度なゆとりを持たせ、裾にかけて緩やかにテーパードさせた「リラックステーパード」というモデルで、元々の色落ちやダメージを生かし、新たな加工を施していないもの。まさにモダンなシルエットに生まれ変わったヴィンテージデニムです。
ブランド初のデニムは、日本産デニムをこだわりの加工で!
マッキントッシュ初となるデニムコレクションは日本産の最高品質インディゴ染めデニムを使用し、長年穿き込まれたようなシワや色落ちを忠実に再現。メタルボタンにはブランド名が刻印されるものの、バックポケットには刺繍もなく、シンプルな顔つきがマッキントッシュらしいクリーンさを保っています。清潔感のある色落ちの一本をお探しの方にオススメなモダンかつ正統派な一本です。
高いストレッチ性が自慢の岡山産デニム

国内で一貫生産を行う「クロキ」の生地を使用した岡山デニム。伸びがよく、きっちり戻るという、ストレッチデニム本来の機能を完璧に兼ね備えています。適度な清潔感と爽やかさを感じさせる色味に仕上げつつ、ポイントで上品なダメージ加工を施しているのが特徴。バックポケットには刺繍がなく、全体のステッチもデニムと同色のブルーにすることで、よりシンプルで上品な見た目に仕上がっています。
日本製セルビッジデニムをモダンなスリムシルエットに

パンツ専業ブランド「PT01」のデニムライン、「PT05」。デニムならではの自由な発想から生まれたデザインや仕様が、個性を表現するアイテムとしての役割を大いに担ってくれます。日本製のセルビッジデニムを使用したテーパードの効いたスーパースリムシルエットのこちらは、過剰な装飾を排し、シンプルな大人顔に仕上げられています。
イタリアの伊達男が手がける、ライトオンスデニム使用の新モデル!

イタリアきっての伊達男として知られるラポ・エルカーンがディレクションを手がける、「ケア・レーベル」。ジャケットに似合うデザインとシルエットをベースに、細部のディテールにもこだわったコレクションが世界中から注目を集めています。デニムはイタリアの最高級デニム生地メーカー、CANDIANI社と共同開発したライトオンスデニムを採用。ハリコシがあり、膝が抜けにくいのが特徴です。こちらの「BODIES」は、腿まわりにゆとりを持たせ、強めにテーパードした新モデル。上品さとセクシーさを併せ持った淡色デニムです。
Photograph:Ryo Toyoda
Styling:Takahisa Igarashi
Hair & Make-up:Ryohei Katsuma(masculin)
Model:Masaya(HEADS)
Edit:Takuya Kikuchi