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第16回  小島 真子さん 「モテ部屋の作り方・ソファー編」

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ソファーがモテ部屋の最大のキモ!エコラグ的発想の選び方

見た目だけじゃなく、美女はイイ男を知っている! ということで、中身も格好良い40男になりたい35歳の編集部員サトシーノが「女の本音」を学ぶコーナー。今回のゲストは、2015年度インテリアコーディネーションコンテストのスタイリング部門で優秀賞を受賞し、TVCMでも活躍中のカリスマインテリアコーディネーター小島 真子さんです。モテ部屋を最短で作れる方法を聞いてきました。

サトシーノ:今日はよろしくお願いします。まずは、小島さんがインテリアコーディネートになったきっかけを教えて下さい。

小島さん:前職でアパートの賃貸をおすすめする事務員をやっていたんですけど、扱っている物件の間取りが凄く悪くて、契約が全然決まらなかったんです。そんな時に、インテリアの配置をコーディネートしておすすめしてみたら、どんどん契約が決まったんです。それが嬉しくて、この道に入りました。フリーのコーディネーターになってから5年目なんですが、昨年にはインテリアコーディネーションコンテストのスタイリング部門で優秀賞もいただきました。

サトシーノ:まさに天職ですね。今日はズバリ「モテ部屋」の作り方を教わりたいんですが、まずは何から始めればいいでしょうか?

小島さん:男の人が考えるモテ部屋って、スタイリッシュで隙がない部屋が多い気がするんです。特に私も含めコーディネーターが作る部屋ってステキにまとまりすぎてしまうんですよね。完璧すぎていざ住もうと思ったら、生活動線が考えられていないので居心地が悪いとか。そこで大切なのが、「抜け感」と「ナチュラル感」なんです。

サトシーノ:いきなり核心ですね!

小島さん:50歳くらいの独身男性のクライアントの事例で言えば、一番最初に私が決めたのは「ソファー」なんです。ソファーをケチっちゃダメです。ファッションでいえばスーツみたいなもので、ベースになるものだから、ある程度お金をかけて上質なものを選ぶべきなんですよ。特に本革の良いものなら絶対に長く使えるし、損はしません。ボー コンセプトやアルフレックス、アクタス、アイラーセン、マスターウォールなどが男性に人気のブランドで、いいソファーがたくさんあります。インテリアでお金をかける所とそうでないものにメリハリをつけることがキモなんです。

サトシーノ:な、なんと! それは干場編集長がファッション哲学においている「エコラグ」の発想じゃないですか!インテリアもファッションと同じ考え方なんですね。

小島さん:大人の男の部屋は、引き算が大切。とにかくシンプルで物が少ない部屋が一番理想なんです。

サトシーノ:他にはどんなものを取り入れると良いですか?

小島さん:レザーなど重厚感のあるインテリアが並ぶと全体が重く見えてしまうので、積極的に観葉植物を取り入れましょう。1点大きめの観葉植物を部屋に置く事で、ナチュラルさと抜け感が出ます。オーガスタやサンスベリアなど、丈夫で育てやすいものがおすすめです。リラックス効果もあるので、居心地もずいぶんよくなります。

サトシーノ:なるほど。手入れが簡単な植物なら取り入れやすいですね。 その他には?

小島さん:家具の色をダークブラウン系(ウォールナット)にすることもモテ部屋のポイントです。男性だと、ソファーや家電、家具全てを黒で統一したがる人が多いんですが、それだと重くなってしまうんです。さらに観葉植物同様に木製品を取り入れることで程よいナチュラル感も演出できるんですよ。

サトシーノ:では、木製品の家具を取り入れる上で気をつけるポイントはありますか?

小島さん:ブランドはバラバラでもかまわないのですが、一番気をつけるのは家具の形状です。わかりやすく言うと「角」です。丸い角のものと、鋭角な角のものではその物自体の「テイスト」が異なってくるので、同じ木製品で同じイキでもバランスがおかしくなってしまうんです。

サトシーノ:なるほど。しっかり見て配置しないといけないんですね。モテ部屋に必要な要素その他もどんどん教えてください!

小島さん:ムード作りに大切な要素のその1は「光」です。私が使ってる、北欧ブランドの「ルイス・ポールセン」や、「レ・クリント」のペンダントライトは、美しいフォルムと、柔らかい光で落ち着くんですよ。居心地をよくする光もモテ部屋に大切な要素。センスの悪いデザインや光だと居心地が悪くて長居しようとは思わないでしょ?(笑)。調光できるものだとさらにムード作りに良いんですよ。あと、フロアライトなどの間接照明も効果的です。

©gettyimages

サトシーノ:そういえば、昔部屋をゴージャスにしようとして、ギラギラなシャンデリアを買って付けたら、彼女にドン引きされて、二度とこの部屋に来たくないと言われたのを思い出しました(笑)。センスが問われる大事なアイテムなんですね。

次回はこなれ感の演出をご紹介!

Photo,Text:Satoshi Nakamoto

【プロフィール】


小島 真子(Mako Kojima)
事務所ラフスタイル代表。法人ではサロン・オフィス・社員寮・ホテル等のコーディネートを中心にコーディネート及びイベント用スタイリング設営、個人では、引越し時のレイアウト相談、新築・リフォーム時のインテリアコーディネート業をはじめ、他、セミナー講師、執筆活動、コンサルティング、企画やメディア協力等でも幅広く活動中。

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【撮影協力】
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