「過ぎたるは及ばざるが如し」という言葉があるように、なんでもトゥーマッチは恥ずかしいものです。トレンド過ぎ、イタリア過ぎ、カジュアル過ぎ、全身黒過ぎ、柄過ぎ、色使い過ぎ…はイタイ。普通でいいんです、普通で。そこで、女性の本音を 大切に考える『FORZA STYLE』では、シンプル&ベーシックな装い方をしているセレブをピックアップし、盗むべき着こなしやアイテムをご紹介します。
Lesson.54 ヨハネス・ヒューブルに学ぶ美術館コーディネート

©gettyimages
平日と違い、金曜日の夜だけは20時まで開館してる美術館が多く、週末仕事終わりのデートスポットとして人気が高まってます。そんな美術館デートに着て行くべき服装をヨハネス・ヒューブルとオリビア・パレルモのカップルからヒントを得たいと思います。
仕事終わりにわざわざ着替えに帰らずとも、ネイビースーツのままで行ってOKなんです! ポイントとしては、ポケットチーフを白から柄に替えるだけでもビジネスっぽく見えません。遊園地や水族館などと違い、静かに作品を見て過ごす場所なので、カジュアルな装いよりも逆に知的さも醸し出せ、エスコート姿もさまになります。そして、気をつけるべきは彼女の服装です。デニムなど、スーツにあいにくい服装を避けてもらうように、事前に伝えておくことが大切!(スーツでそのまま行くからと伝えておけばOK)。要は、彼女を引き立てることが大切ってことです! 少しドレスアップしておけば、美術館からそのままホテルのレストランへ移る違和感のないデートプランも立てやすくなりますよ。金曜夜は、スーツのまま知的な美術館デートを楽しんでみてはいかがでしょうか?

ボリオリのアンコンスーツは、まるで着ていることを忘れるほど軽くて柔らかい着心地が特徴。セパレートでジャケット、パンツ別々で着回せるので、ビジネススーツとしてだけじゃなく、プライベートでも着回しがきくエコラグな一品です。
Photo(Item):Yasuhiro Ito
Styling,Text:Satoshi Nakamoto