豊かな暮らしをシェアできる
ファッションに触れてみる
最近、少々無理があったのか、「ノームコア」って言葉をだいぶ聞かなくなりましたけど、何はともあれこの数年でファッションを取り巻く環境は激変しました。
かなり乱暴に言ってしまえば、消費の傾向が様変わりして、ファッションと暮らしの距離がより近づいたことから、着こなしどころか、生活そのものをコーディネイトするかのような時代に移り変わりつつあります。ですから、コスプレ的になってしまうファッションが淘汰されつつあるのは当然の結果なのかもしれません。
この潮流を発信地のひとつであるアメリカのポートランド発のライフスタイル誌「KINFOLK(キンフォーク)」の編集長であるネイサン・ウィリアムスが立ち上げたライフスタイルブランド「Ouur(アウアー)」はご存知でしょうか?
「生活をシンプルにする、シンプルに生きること」をキーワードに展開するこのブランドは、「キンフォーク」の誌面が伝える美しい暮らしをプロダクトを通じて提供しています。
そんな彼らですからファッションの提案もお手のもの。2016年の春夏コレクションでは、「様々な場面や目的に合わせて着こなす服」というコンセプトのもと、独自の視点でベーシックな服づくりを展開しています。その結果、一週間のあらゆるシーンで活用できるコレクションを仕上げています。
分かりやすい特徴として挙がるのは、やさしいカラーリングやジェンダレスとは言わないまでもメンズとレディスで共通する素材使いです。生活に馴染んでくれる理由はそこにあります。
着飾るためのファッションとは違う、暮らしを豊かにするためのファッション。自堕落な生活や独りよがりのスタイルから脱却ための第一歩として、アウアーと過ごす暮らしはいかがでしょうか?
Text: FORZA STYLE
【問い合わせ】
スローハウス 二子玉川
03-3708-9515
http://www.ouurcollection.jp/