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FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
FASHION 干場の「エコラグ」

第5回 カルツェドニアのホーズ

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エコラグ-Hoshipedia 「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

手頃なのに、イタリアらしい作りの良さを実感できる
カルツェドニアのホーズ

“エコラグ”を象徴するキーアイテムといえば、ソックス。毎日のように履いて洗濯を繰り返す消耗品だからこそ、2,000円以上出すのは経済的とは言えません。せっかく高いソックスを購入したのに、すぐに破れたり穴が空いてしまってガッカリした人も多いはずです。だからこそ、なるべく安くて良質なものを買うべきなのです。
 
とはいえ、なかなか廉価でありながら良質なソックスはないんですよね。そこで、お勧めしたいのがコチラ。イタリアのカルツェドニアのソックス、なかでもスーツスタイルで履ける長めのホーズです。イタリアを訪れる際に必ず20足近くまとめ買いしているのですが……。街や空港などにも店舗を構える靴下ショップであるカルツェドニアでは、ホーズは5足まとめて購入しても、たったの10ユーロ。1足当たり2ユーロなので、300円位なのです。イタリアが得意とする専門性に優れた技術も詰め込まれているので、これが30足あれば3年は持つんですね。60ユーロで約1,000日使えると考えると1回8円程度。減価償却的には完璧なのであります。

以前はセレクトショップのオリジナルを購入していた時期もあるのですが、カルツェドニアのホーズに出会ってからは浮気せずにコレばかり。ガッロ(GALLO)やソッツィ(SOZZI)など1足4,000円クラスの高級ソックスもありますが……、編みやリブなどもしっかりしたホーズで300円なら、僕は断然カルツェドニアを選ぶのです。

いろいろなファッション雑誌等でも言われていますが、やはりスーツ着用時にパンツの裾からスネが見えているのは紳士としてはNG。ソックスは必ず膝下までの長さのホーズを選ぶべき。夏はコットン100%、冬場は暖かいのでウールやカシミアのものを履いていますが、カルツェドニアなら10ユーロしないのでとにかくお勧めです。

黒のシューズには黒のソックス、茶色のシューズにはミディアムグレーを合わせることが多いので、黒とグレーにネイビー、たまにブラウンという組み合わせでまとめて購入します。とくに黒はフォーマルでも履くので、多めに購入しておくと良いかもしれません。

古びたらすぐに新調することで、つねに清潔感をキープできるカルツェドニア。2015年4月には日本にも正式上陸しました。イタリアほど安価ではありませんが、だいぶお手頃で作りもしっかりしていますから、気になった方は是非一度試してみてはいかがですか?

※現状日本の店舗ではホーズは1品番のみの展開。
1点800円、3点で2,000円(税込)となります。

カルツェドニア表参道店
東京都渋谷区神宮前6-3-9
03-6632-0539
カルツェドニア新宿店
東京都新宿区新宿3-17-3
03-6380-6865
カルツェドニア大阪店
大阪府大阪市北区角田町8−6
06-7507-1289
カルツェドニアレイクタウン店
埼玉県越谷市レイクタウン3-1-1, 2F
048-930-7352

【問い合わせ】
カルツェドニア ジャパン
03-6632-0540
www.calzedonia.com

Photo:Yasuhisa Takenouchi
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。



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