【続きはコチラ】PTAからと任意から！？卒業記念品が2つある不思議。その理由に潜む、変わらなさすぎるPTAの闇

「実はこのお花屋さんは、学校行事に必ず使われるところらしくて会長としては推したかったのかもしれません。でも500円でガーベラ1本ですよ？そんなのいりますかね？持ち帰るまでに折れてしまう、そんな声もあったので、最終的に小さなチョコレート菓子にしました」。

玲さんはこう嘆く。

「記念品って本来、もっと思いのこもったものだと思うんです。ところが今の記念品は形式ばかりが優先されていて、本来の意味を果たしていない。こんな形式的なものならば、やめてしまえばいいのにとさえ思います。ちなみに任意の記念品も価格はたったの1500円。保育園や小学生ならまだしも、名前入りのマグカップなんて使わないでしょうし、この価格帯で必要なものをあげるのはすごく難しい。アルバムをやめてもう少しきちんとしたものをあげるなど、工夫が必要じゃないかな？と思いますね」。

文句ばかり言っていても始まらないことも玲さんはよくわかっている。しかし、だ。