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【究極の選択】ワールドタイマーかGMTか。時計好きオジサンが選ぶべき「基準」があった!

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こんにちは、Goroです。腕時計好きが海外へ行く場合、必要な物はズバリ、2つ以上のタイムゾーンを別々に表示できる腕時計でしょう。そのような機能を持った腕時計は機械式の場合、GMTかワールドタイマーに分類されます。

どちらを選ぶべきかは、意見が分かれますが、どのように選べば良いか詳しく紹介します。

航空会社のパイロット向けに開発されたGMT

これまで厚労省が実施していた厳格な「水際対策」も、やっと2023年4月29日で終了して、本格的な渡航解禁を喜んでいられる方も多いことでしょう。時計愛好家の旅行用腕時計もスタンバイ状態ではありませんか?

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まずご紹介するのはロレックスのGMTマスターⅡにも採用されているGMT機能です。ご存知の方も多いでしょうが、1950年代に当時のパン・アメリカン航空の長距離路線用のパイロット向けの支給品として、ロレックスが開発したのが始まりです。

当初は、現行のGMTマスターⅡのようにGMT針を独立して動かすことができない単なる24時間針が搭載されて、ベゼル操作で第2ダイムゾーンを表示する機能でした。

GMTマスターⅡ以降に独立してGMT針を操作できるようになり、現行品ではベゼルを使うと、3つのタイムゾーンを設定することが可能です。

1950年代のコクピットは大半の計器類はアナログ表示が大半でした。

現代のコクピットようにLEDや液晶では無かったため夜間は特に暗く、また室内の乗員も3人だったため(当時はフライトエンジニアもいた)手狭で、水平飛行以外は手動で現代よりも操縦は大変だったと想像できます。

そのため、直感で時間確認ができるようにデザインもシンプルにして視認性を高めていることが特徴です。ベゼルは夜を青、昼は赤という今で言う「ペプシカラー」は、パイロットができるだけ直感的にわかるように、という理由で誕生しました。



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