八角と円のコンビネーションで目を惹く立体感を追求
第605回目は、ブルガリのオクト ローマです。
ブルガリ ウォッチを代表する「オクト」コレクションは、2012年に誕生し、その名の通り八角形(オクタゴン)フォルムが特徴。古代ローマのシンボルとされていた八角形を用いた時計は、極薄の「オクト フィニッシモ」など名作も多く、ローマ発の「ブルガリ」を代表する鉄板コレクションであります。そんな同コレクションに、新たに仲間入りを果たしたのがこちらの「オクト ローマ」。
外郭のミドルケースを八角形で、ベゼルをラウンドでそれぞれ形成し、オクタゴンに円形を組み合わせたデザインが特徴。曲線と直線による奥行きが目を惹きアイキャッチ効果は抜群です。クル・ド・パリのギヨシェ彫りを施したアンスラサイトカラーのダイヤルが、さらに存在感を後押し。サテン仕上げとポリッシュ仕上げによる光沢が、腕元でさり気なくエレガンスを演出してくれます。
ラバーブレスレットが付属し、簡単に付け替えが可能なのも見どころ。コーディネートに合わせて表情を変えられるので、ドレッシーな装いはもちろん、大人に人気のラグスポとも相性抜群です。つまり、1本で二度オイシイ! デキる大人に相応しい逸品です。
付属のラバーストラップに付け替えたのがコチラ。ステンレススティールのそれとはまた異なり、軽快でスポーティな印象をプラス。アクティブなカジュアルスタイルの上品な味付けにうってつけです。
立体感を感じさせる見た目以上に薄く仕上げられているのも見どころに。ブラックオニキスのリュウズもらしさを感じさせます。
爽やかでモダンなエレガンスを楽しませるロイヤルブルーバージョンがこちら。シルバーとのコントラストが文字盤のブルーをより鮮やかに魅せます。インデックスと時分針は、スーパールミノバ加工が施されており、夜間での視認性も申し分なし。付属するラバーストラップもネイビーカラーなのもポイント。
文字盤のカラーはご紹介する三色の他にホワイトがラインナップし、クロノグラフとの2型でリリースしています。正確な時間を刻むクロノグラフに100m防水など、波スペックな機能美を誇示。装いにも天候にも時代にも左右されない、万能なラグジュアリーウォッチと言えます。
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
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ブルガリ ジャパン 03-6362-0100