「ダサいパパは罪なのか？」娘の服装イジリで離婚危機。幸せ家族に訪れた「予想だにしない危機」

夫婦間の会話は激減。いきおい家族の時間も楽しくなくなってしまった。自分たちには無関係だと思っていた「離婚」の文字さえチラつくほど、留美子さんと夫の関係は過去で一番険悪になった。

「相手を傷つけているとわかっても素直に謝ることもできない女なんだな、と夫は思ったのかもしれません。”私不信”になったといいますか」

留美子さんは実の姉にこのことを話してみた。姉も2人の娘を持つ母親で、家族構成が似ているのだそう。

「姉は、留美子と子供たちは違うと言うんです。パパはいつも娘にはかっこいいパパだと思われたいわけだから、一緒になってイジらせたのは留美子が悪いわよ、と言われました。確かに、私も逆の立場で息子たちがいて、夫が先頭切ってみんなで私の服装や外見などをイジったらめちゃくちゃ嫌だな、と思ったんですね」

留美子さんは姉のアドバイスを受けて深く反省し、娘たちにもこれまでの経緯や今の気持ちを正直に話すことにした。