ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「絶対に損は生まれないよ」妻を押し切って始めた投資で夫婦が決裂?退職金900万がパーに…投資に大切な視点とは【FP解説】

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録
不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。
▶︎前編はこちら

【あらすじ】

妻との資産運用の考え方の違いから、「絶対に損は生まれない」と押し切って退職金の半分である900万円の運用を始めたAさん。ところが直後テレビを見ると、アメリカのバイデン大統領が日本開催のサミットに来られないかも、という報道がなされている。嫌な予感がしてネットを調べると、アメリカ相場の暴落の可能性があるようだった。

 

本稿の執筆タイミングはアメリカ上院・下院で債権上限の合意がなされた6月第一週だ。

アメリカにおけるデフォルトは、支払義務のある法人税や社会保障費の期日が到来するのに対し、政府が支払原資を確保していない状況。

政権与党である民主党(バイデン大統領側)はこれでは支払えないので、借入させて欲しい。借入上限額を上げて欲しいと熱望。

対する共和党側は「上げるなら民主党の政策を修正して、お金の使い方を見直して欲しい」と反対した。アメリカの政治的駆け引きだが、影響はアメリカに限った話ではない。後から考えれば、世界にとって危機一髪の経済リスクだったといえるだろう。
今回のデフォルト懸念は、もちろんS&P500も他人事ではない。Aさんが惜しむべきは、基準価格を定期的に確認する習慣がなかったこと。

何度か売却(リバランス)の機会はあったが、資産ポートフォリオの確認をするパートナーがいなかったこともあり、ある程度基準価格が落ちたところで異変に気付いた。Aさんのほかにもこういう方は多くいるようだ。



RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5