「セフレよりもテクニックに秀でた男性と、してみたいと思ったんです」
彼氏はいないものの、セフレが3人いるという柏木奈々さん(仮名・27歳・IT系企業勤務)が女性用風俗、通称“女風”を利用しようと考えたのは、そんな気持ちからだった。
※この記事は取材を元に構成しておりますが、個人のプライバシーに配慮し、一部内容を変更しております。あらかじめご了承ください。
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初めて女風を利用した際、初指名したセラピストのテクニックには十分に満足したものの、ほどなくして彼はセラピストを引退。
次に利用した際に施術してくれたセラピストとは、相性があわなかった上に、奈々さんの同意を取ることなく挿入行為をしようとしたために、リピートすることはなかった。
その後、三人目の指名相手となったリョウマ(仮名・30歳)は、これまでにないほどに快感を与えてくれるという。
「まだ下半身を触られてない時から、すごく興奮しちゃうし、触られた瞬間にイっちゃうくらい、焦らすのが上手なんです。
だから最初の3ヵ月くらいは、『エッチが上手だから、もう一回会おう』くらいの感じで、あくまでも性感を目当てに利用していたんです。
でも、何度か会ううちに『この人と話していてストレスがないなぁ』って思うようになって。
彼は人の観察眼に長けているんですよね。だから気が合うと思わせるのが上手。頭がいいから、喋っていて『え、それどういうこと?』って思うようなことがないから、だんだんと話すのだけでも楽しくなって。
半年くらい前からは、デートだけでも会うようになりました」
Text:大泉りか
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