ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
CAR NEWS

【英国王室クルマ事情】歴代ロイヤルウェディングで指名された英国車一挙公開!

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録

ライフスタイルカーは歴史的背景も参考に

華やかな社交界の上半期イチバンのニュースは、❝ハリー❞ことヘンリー王子のロイヤルウェディングです。しばしばプレイボーイと揶揄されることもありましたが、人気者であることに変わりはありません。挙式を執り行うウィンザー城のセント・ジョージ礼拝堂周辺には多くの人々が詰めかけます。

英国民から親しみを込めてハリーと呼ばれるヘンリー王子ですが、正式には「プリンス・ヘンリー・オブ・ウェールズ」。ですから、この部分の表記によってはメディアの見識そのものが問われることになるのかも。

見事サセックス公爵夫人の座を射止めたのはアメリカの女優レイチェル・メーガン・マークルさん。主にTV映画で活躍されていましたが、今回はリアルなシンデレラ・ストーリーの主役です。

宗教的にはイングランド国教会というのも功を奏したのかも知れません。ヘンリー王子より3歳年上で離婚歴もありますがソレも外野の戯言。ハリーにとっては居心地がよく、心強い味方となりそうです。

さて、ワレワレクルマ好きが注目したいのは、ロイヤルウェディングに登場するクルマたちです。挙式そのものは公式行事ですので、女王陛下を始め皇族の多くは、ベントレーロールス・ロイスでご登場。で、更に注目したいのは挙式後のパーティに向かうクルマが何かということ。

王室御用達の筆頭格、ロールスロイス

2011年のウィリアム王子(ケンブリッジ公爵)とキャサリン妃のときはアストンマーティンDB6ヴォランテでしたが、ヘンリー王子とサセックス公爵夫人がドライブしたのは、おそらくオパールセント・ブルーのジャガーEタイプ(ロードスター)です。

ジャガーEタイプ(ロードスター)
セイシェル・ブルーのアストンマーティンDB6ヴォランテ

なお、このボディカラーはあくまで個人的にカラーチャートで調べたものであり、英国王室に問い合わせたものではありませんのでご了承ください。

ブリティッシュ・レーシング・グリーンのEタイプ 

ちなみに昨年、キャサリン妃の妹さんである❝ピッパ❞ことフィリッパ・シャーロット・ミドルトンさんと大富豪ジェームズ・マシューズさんが結婚されましたが、このお二人はかつてのナショナルカラーであるブリティッシュ・レーシング・グリーンのEタイプでした。ひょっとしたらこのチョイスはF3までキャリアを積んだマシューズさんのレース歴が影響しているのかも知れません。

先の大戦で戦勝国となった英国は、今なお純然たるクラス社会が残るお国柄。その功罪はさて置き、クルマ選びの一助となることだけは間違いのない事実のようです。

Text:Seiichi Norishige

■Royal wedding: Harry and Meghan head to private party - BBC News



RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5