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東京独身レポート

関ジャニ∞ 音楽王No.1決定戦で優勝! 美人ピアニストの恋愛観

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孤独と闘ってきた青春時代

才色兼備とは彼女のためにある言葉かも知れません。クラシックピアニストの森本麻衣さんは、微笑をたたえながらこう語ります。

「3歳から厳しい英才教育で育ちました。有名大学院も卒業して海外留学も経験してきたので、周りからはエリートだと言われることが多かったです。でも、学歴なんて一所懸命勉強しただけで、社会に出てからは違うと思います。人生をピアノに捧げているのでスポーツも避けていますし、正直、恋をしている暇もなかったので恋愛経験も少ないんです」

東京で働く独身男女のリアルな肖像を描く人気シリーズ第24弾は、「関ジャニ∞のTheモーツァルト音楽王No.1決定戦」で優勝したすご腕のクラシックピアニスト。「幼いころからずっと一人で自分と闘ってきました」という彼女の仕事観と恋愛観とは?

FORZA:はじめまして。今日はよろしくお願いします。 森本さんは、人気TV番組「関ジャニ∞のTheモーツァルト音楽王No.1決定戦」で優勝したすご腕のクラシックピアニストとお聞きしました。プロ対プロの対決となれば、収録まで相当な練習を重ねたんではないでしょうか?

森本さん:収録の2週間程前に、本番で演奏する6曲が届くので、プライベートも一切捨てて毎日何十時間も練習しました。気が遠くなるほど辛かったですね。収録現場も、ペンも置けないくらい張り詰めた空気でとても緊張しました。

でも、なにより大変だったのが弾き方を変えることでした。曲が進むにつれて高速・超高速と速度が変わり、鍵盤のミスタッチの回数を競うものだったので、コンピューターを通したピアノを感知させるためには、真っ直ぐな強いタッチじゃないといけなかったんです。

クラシックピアノの世界は、タッチの柔らかさや速度の違いでどれだけ音色を豊かに奏でるかが重要なので、「あの子は本当のクラシックを知らないんじゃないか」などと、変なイメージが付くのが怖くて出演するか迷いました。でも、私が出ることでクラシックピアノの認知度も上げられたら嬉しいと思いましたし、優勝できたことでコンサートに来てくれる方も増えたので出演してよかったです!

FORZA:壮絶な舞台裏ですね。対戦相手の方には黒魔術で負の念を送ったりしたんですか?

森本さん:してないです(笑)。世の中には、「絶対に勝ちたい」と思って底力がでる人もいますが、私はダメですね。コンサートも一緒ですが、私は人を意識してピアノに取り組むと変な欲がでて自分のやってきたことがうまく表現できなくなってしまうんですよ。

FORZA:ちゃんと自分と向き合っている感じが素敵ですね! お恥ずかしいのですが、そもそもクラシックピアノとはなんのことを言うんですか?

森本さん:クラシックピアノというのは、過去や現代に生きた天才(作曲家)からの贈り物を、自分を媒体にして「今この時間」に甦らせるんです。演奏者が過去の作品をアレンジすることはほぼないのですが、"曲の間"や"息遣い"など、一人一人リズムの感覚や表現の違いがあります。衣装も昼と夜、その曲のテーマに合わせて変えて演奏するんです。

それと、演奏会はやはり録音物とは違います。息遣いや迫力や緊張感、そして何より「生きている音楽」を、生で感じて頂けることは私の喜びです。ぜひ多くの方に生演奏を聴きにきて頂きたいです! そして素晴らしい音楽を共有できたなら、最高に嬉しいです。

FORZA:そのときの心境によっても表現が変わりそうですね。クラシックで、ぜひ聴いてもらいたい名曲はありますか?

森本さん:元気を出したいならショパンの「英雄ポロネーズ」。寝れない人やリラックスしたい方にはベートーベンのピアノ協奏曲 第5番「皇帝」2楽章ですね。ベートーベンの曲は、神様が降りてきてるとしか思えませんよ。

……ピアノ協奏曲をYouTubeで聴きながら。

FORZA:この音色は…、普段「三代目 J Soul Brothers」ばかり聴いているので、5秒で気絶できそうです…ZZZ。ちなみに、ピアノは何歳から始めたんですか?

森本さん:3歳です。幼い頃からずっと厳しい英才教育を受けていました。高校は、夏目漱石さんが先生だった松山東高等学校を卒業しましたし、東京芸術大学も大学院まで修了しました。もっともっとピアノについて追及したかったので、ピアニストの巨匠"ゲルハルト・オピッツ"氏を訪ねて海外の大学院でもピアノを学びました。

FORZA:サイヤ人なみに超エリートですね! 僕のような下級種族がベジータ…あ、超エリート様とお話しできるなんて幸せです…。

森本さん:どちらかといえばカカロット派です(笑)。ただそれは、協力してくれた両親のおかげでもあるし、一所懸命勉強しただけであって、社会にでてからは違うと思います。部活では、怪我をすると困るのでテニスやスキーなどのスポーツができなかったし、毎日寝る間も惜しんで練習していたので恋をしている暇もなかったんですよ。恋愛が全然できず、高校生デートとかしている楽しそうな友達が羨ましかったです。

FORZA:恋愛もエリートかと思いましたが意外ですね。ピアニスト同士で恋愛に発展することはなかったんですか?

森本さん:そういう方もいますよ。ピアニスト同士で付き合ったり結婚したり。でも、私はダメみたいです。コンサート前だと緊張と不安でみんな余裕が無くなりますし、今まで音楽家を男性として意識したことは一度もなかったです。

NEXT>>>エリート クラシックピアニストが憧れる意外な男性像とは?







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