大音量が席巻する迫力の演奏は、新鮮な衝撃と活力をもたらします！
春夏に開催される風物詩と言えば、“甲子園”。高校球児たちの熱い戦いはもちろん注目ですが、実はアルプススタンドで繰り広げられるブラス・バンドの応援を楽しみにしている……なんて通な40’sもいるのでは？
実は、イギリスでは大人気のブラス･バンド。イギリス全土に2000以上の団体が存在し、週末になれば、必ずどこかでコンテストが開催されているほど。ブラス･バンドは、｢音楽｣であると同時に｢競技｣でもあり、故郷の｢誇り｣でもあるのです。
なんと今回、イギリス各地で開催されるコンテストで幾度となく優勝を飾っている名門中の名門｢ブラック･ダイク･バンド｣が26年ぶりに来日するのです！
彼らのルーツは、1816年にヨークシャーで結成された小さな吹奏楽団。その中の金管奏者たちが、1855年にブラック･ダイク紡績工場でブラス･バンドを結成しました。以後、独走をつづけ、いまや｢ダイクの前にダイクなく、ダイクの後にもダイクなし｣とまで謳われる、世界最強のブラス･バンド･チームとなっているのです。
注目すべきは、今回演奏される曲目。近年、英ブラス･バンド界で大人気、アディエマスのプロデューサー、カール･ジェンキンスによる《スターバト･マーテル》や、吹奏楽でも有名なピーター･グレイアムの新作、そしてトップメンバーによるソロ曲の数々。｢俺たちはこれを演奏したいんだ！｣との叫びが聴こえてきそう。
イギリスのブラス･バンドは、プロ・アマ混在で構成。メンバーの大半は、ほかに仕事を持っているだけに、“東洋の果て”日本への演奏旅行がいかに貴重な機会かわかりますよね。
学生時代、実はブラスバンド部だったという40’sも多いはず。今回のコンサートでは、どこか懐かしさのある迫力の演奏が、あなたに衝撃と活力を与えてくれるはず！ さぁ、東京劇術劇場へ。
Text : Akiko Uehara
【BLACL DYKE BAND】
2016年11月1日（日）19時開演
東京芸術劇場 コンサートホール
チケット料金。全席指定 一般5400円 学生2700円
※学生チケットは、ジャパン･アーツぴあコールセンター及び
ジャパン･アーツぴあでのみ受付
※未就学児入場不可
【チケット取扱い】
東京芸術劇場ボックスオフィス】
0570-010-296 （休館日を除く10:00～19:00）
※一部携帯電話、PHS、IP電話からは、ご利用いただけません。
〈窓口〉営業時間：休館日を除く10:00～19:00
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