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FASHION

第119回 プラダのスニーカー
干場の究極ワードローブ! キーワードは"エコラグ

2016.10.9
2016.10.9

ブラウンスウェードの 靴が秋の定番です

5年ぐらい前でしょうか…。急にVANSのスリッポンスニーカーの人気が再燃した時期があって、自分も持ってはいたんですけれど、履いてみるとストリートっぽ過ぎてどうもピンとこなかったんです。それで大人でも履けるようなこの手のスニーカーを探していたときに、たまたま入った青山のプラダのショップで見つけたのがこれでした。形はストリートテイストなんですが、スエードの素材感やステッチの細やかさなど、すごく丁寧につくられていて、これなら履けるかなと思って即決しました。

そもそもブラウンスエードの靴が好きなんですよ。これはカジュアル、ドレスを問わずなんですが、好きになったきっかけはフィレンツェの名店「タイユアタイ」の創業者であるフランコ・ミヌッチさんの影響でした。15年ぐらい前だったと思います。秋にお会いすると、いつも決まってグレーフランネルのパンツにブラウンスエードシューズを合わせているんですよね。確か、靴はタッセルだったかなぁ。それが、なんともいえないエレガントな雰囲気を醸し出していて、自分でも真似するようになりました。『LEON』の編集者時代の話です。

もちろん黒のカーフのドレスシューズを、英国的なイメージで合わせるのもいいのですが、それをブラウンのスエード素材に替えてみると、柔らかさというか、上品ななかにもほんのりと優美な感じが出るんですよ。あまりにも隙がないスタイルは、相手にも堅苦しい印象を与えてしまいますよね。だから、ちょっとだけ余白というか、完璧になり過ぎない部分をつくる。それが僕の場合、ブラウンスエードの靴なのかもしれません。

プラダのこのスリッポンは、カジュアルなスタイルのときによく履いています。ネイビーの麻シャツに白いショーツ、あるいは白の麻シャツにネイビーのショーツとか。スウェットパンツなんかにも合わせることが多いですね。あとはハワイに行くときに重宝しています。ハワイって、なんかカチッとしたレザーソールの靴が似合わないんですよ。そもそも、ビーサンがあれば、ほぼほぼどこへでも行けてしまうような場所じゃないですか。でも、ほんのちょっとだけいいレストランなんかに出かけたいときもある。そんなときに、ちょっぴりお洒落なスニーカーがあると便利なんです。

Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

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