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「ルールなんで」校則を破って水を買った生徒にシゴキを与える60代顧問の異常性。熱中症アラートでもお構いなしの部活動に異議を唱える母の本音

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「帰宅するなり、顔が赤く熱っていいて、びっくり。全身を冷やしました。倦怠感がひどくて、翌日受診しましたが、熱中症でした」。

息子には大きな水筒を持たせた上、もしものときのために水分が購入できるよう、小銭も持ち歩くよう言っていたそう。

「なんで途中で飲み物を買わなかったの?と聞くと驚きの答えが返ってきたんです…」。

ーこの間、飲み物買ったやつが締め上げにあったから。

「同級生が熱中症になりかけて、自販機で飲み物を買っているところを外部顧問に見つかって、その後の稽古でひどいしごきにあったと言うんです」。

と礼子さんは憤り、すぐに顧問に連絡をした。

「翌朝、連絡すると顧問は不在でした。代わりに出てきたのが、外部から招いていた顧問でした。60代でいわゆる根性論タイプと聞いていました。私は率直にことの経緯を尋ねました。そうしたら…」。

−校則は校則。ルールを守れない奴は刑務所に入る、それが社会のルールでしょう。

後編】では、礼子さんと顧問のバトル、そして衝撃の一言に迫る。

取材・文/悠木 律



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