第2回目にして中々の難題! さて名コンビはどう挑む?
人気連載「干場編集長のスタイルクリニック」略して【スタクリ】。今回は、記念すべき100回目にお届けした「目指せイケオジ!改造計画 FORZAP読者編」の第2弾になります!
今回参加してくれたのは、愛知県から駆けつけてくれたITエンジニアの廣田さん(34歳)。生粋の干場編集長ファンとのことで、撮影当日はネイビーのスーツに白シャツというベーシックなコーデに、足元はプラダの厚底ローファーでキメて来てくれました。
「ブランドとかにこだわったりはしているんですが、どうにも色気が出ないんです。理想はブラッド・ピット。彼のような色気のある大人の男性になりたいです!」
なかなかにハードルの高いオーダーですが、それを実現するのが我らがヘアメイクの越智さん。
「今のままだと重たくもっさりとした印象で、色気とは程遠い。サラッとした毛流れを作りつつ、タイトにするところはタイトにして、メリハリをつけるといいかも」
コーディネートにおいては、ブラッド・ピットを間近で見たことがあるという干場編集長に妙案が。
「大人の色気を出すなら、やっぱりダークカラーですよね。それから今回は、足元にも一手を打ちたいところ。今日履いているような厚底は、脚を長く見せてくれますから」
不可能を可能にするのがスタイルクリニックチーム。今回も変身ぶりが楽しみです!
BEFORE
着ているモノ自体はGOODなんだけど……
愛知県からお越しの廣田さん。ファッションへの関心は高く、今回の撮影のためにスーツもプラダで新調してくれたとか。
「会社では普通の装いなので、地味な印象を持たれることも。今回の変身で、みんなを驚かせたいですね!」
そんな熱い思いに干場編集長は、
「良いモノを着ているけど、色気はイマイチ。もう少しワルっぽさを出したいですね」
ハンパな長さでのっぺりと重たい雰囲気
職業的に厳しい決まりがなく、ここ数ヶ月伸ばしている状態だとか。
「前髪もサイドも襟足も全部長く、さらに真っ黒で動きもないので全体的にのっぺりと重たい印象に。染めるのはさすがに難しいとのことなので、カットでメリハリをつけて、さらに流れのあるセットで色気を出そうと思います」(越智さん)
改造スタート!
長さを生かしつつも大胆に切るところは切る!
「思い切って金髪にしてみたいなぁ(笑)」と越智さん。今回染色は行いませんが、それでもイメージを大胆に変えることは可能とのこと。
「髪の毛の流れを作ってあげると、顔の印象も変わります。さらにサイドを短くしてメリハリをつけると、小顔にも見えますよ」
AFTER
オトコの自信がみなぎるコーデ&ヘアが完成!
ビットローファー3万5200円/ダニエル レポリ(菅原靴店)、ジャケット6万500円、パンツ2万9700円/ともにモーヴ、ポロニット3万1900円/トレンタセッタンタ(第一ニットマーケティング)、他スタッフ私物
ブラッド・ピットみたいになりたい! という難易度の高いお題に対する干場編集長とヘアメイク越智さんのアンサーがこちら!
ダークネイビーのスーツに、黒のニットポロシャツを合わせ、ダーティな色気を演出。
「足元はくるぶしを見せてシルエットにメリハリをつけ、さらに厚底のビットローファーでリッチ感と脚長効果を両立しています」(干場編集長)
セクシーにして朝の時短スタイリングも可能に
色気がありながらもスッキリとしたさわやかさもあるヘアスタイル。
「前髪は流れを作るために長めに残しつつ、サイドと襟足は短くしてメリハリを。シャワーの後にドライヤーで後ろに流しつつ乾かしたら、それだけでもサマになります。出勤前のバタバタタイムも、これで余裕が生まれるかと」(笑)
廣田さんも大満足!
「断然顔がシャープに見えます! 長めに残して流れを作ってもらった前髪がとてもセクシーで、ティアドロップのサングラスも積極的にかけたくなります。ネイビーのスーツ自体はいつも着ていますが、インナーの色とパンツの丈が変わるだけで、グッとオシャレに見えるものなんですね。大成功です!」
今回も大満足の結果になりました! 自信満々な立ち姿に、その成功っぷりが伺えることでしょう。理想の変身を果たした今なら、愛知のアンジェリーナ・ジョリーも落とせちゃうかも!?
こんな厚底シューズもアリ!
定番コート系も厚みのあるソールで色気顔に
スーツにもデニムにも合わせられる、ベーシックなコート系スニーカー。光沢感の強いレザーアッパーが、スポーティにしてラグジュアリーな雰囲気も楽しませてくれます。さらに注目はソール。やや厚みがあることで、履き心地の良さと脚長効果を両立します。
スポサンだって洗練コーデは作れます!
厚みのあるEVAソールとラバーアウトソールが、優れたクッション性を発揮するハリケーン アンプソール ボルト。ストラップに加えて甲を広く覆うメッシュアッパーが、高いフィット感をもたらしてくれます。サンダルですが、モノトーンとあって実にスタイリッシュ。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Ryoko Kanemoto
Hair&Make-up:Megumi Ochi
Model : Noah Ishikura
Text:Masafumi Yasuoka
Direction:Yoshimasa Hoshiba
【問い合わせ】
菅原靴店 019-651-4969
デッカーズジャパン 0120-710-844
モーヴ 03-3470-2200
第一ニットマーケティング 0258-66-6676