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北米三菱が新型SUVのシルエットを公開!! ひょっとして次期パジェロではと推測を立ててみたら

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■次期パジェロは、D:Xコンセプトがベースか!?

ここからは、もしこれが本当に次期パジェロだとするならば、どのようなモデルとなって復活するのかを予想してみよう。

モメンタム2030で三菱は、北米市場において、今後ハイブリッド車やプラグインハイブリッド車、バッテリーEVなどを組み合わせてラインアップの電動化をただちに推し進めることのほか、2026年度から2030年度まで毎年1台の新型車を投入、または既存車のリフレッシュを実施すること(現在の4車種から8車種へ)、また、電動車の販売比率を2030年までに50パーセント、2035年までに100パーセントとすること、などを表明している。

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昨今はコンセプトカーとなるとほとんどがBEVなのだが、D:Xコンセプトは珍しく、プラグインハイブリッド車であった。つまり、次期デリカD:5はPHEVになるということか?

もしこれが本当に次期パジェロであるならば、(ハイブリッド車かプラグインハイブリッド車、もしくはバッテリーEVといった)なんらかの電動車になるということになり、当該シルエット画像のそれぞれのモデルの配置などから推察すると、次期パジェロは、画像中央に据えられたD:XコンセプトをベースとするクロカンSUVとなると考えるのが自然だろう。

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フロントウィンドウの下部のシースルーボンネットと、助手席側のダッシュボードの足元まで配置した液晶パネルに前方の映像を映し、車両前面のすぐ下が確認できる仕組みは、オフロード走行で非常に助かる

D:Xコンセプトは、未来の「デリカ」をイメージしたコンセプトカーだ。ワンボックスタイプの広い室内空間をもつ、3列シート6人乗りのプラグインハイブリッドのMPVで、コンセプトは「絶対安全大空間×絶対走破性」。

助手席シートは180度回転が可能で後席乗員と会話を楽しむことができ、フロントウィンドウの下部が「シースルーボンネット」となっており、助手席側のダッシュボードの足元まで配置した液晶パネルに前方の映像を映すことで、車両前面のすぐ下を確認しながら走行することが可能。オフロードを走る際にありがたい装備だ。このほか、三菱が得意とする電動4WDシステム「S-AWC」も搭載する。

これらは全て「パジェロ」にあってもおかしくない装備。デリカとパジェロは元々、プラットフォームを共用した兄弟車であり、新型デリカD:5のあとに、新型パジェロが続くシナリオは十分に考えられるのだ。

 

■トライトンベースとなることはないはず

三菱といえば、2024年2月に大型ピックアップトラックの「トライトン」が、約12年ぶりに新型が再投入となり、いま話題となっている。

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2024年2月にデビューした新型トライトン。新開発の2.4Lクリーンディーゼルエンジンを搭載。車両価格は標準グレードのGLSが税込498万円、上級グレードのGSRが税込540万円

この新型トライトンに、キャノピーを付けてクロカンSUVにした姿を次期パジェロだという意見もあるが、ディーゼルのみのトライトンの亜種はこの先が短く、日本で人気のある「パジェロ」の名を冠して登場させることは考えにくい。次期パジェロがあるならば、(PHEVかバッテリーEVはさておき)電動車となるのは間違いないはずだ。

Text:吉川賢一
Photo:MITSUBISHI



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