夏といえば何を連想しますか？
そうですね、照りつく日差しに海に花火、BBQにバカンス、そしてリネンです。
特に、通気性が良く肌触りも気持ち良い麻シャツなんかは、浴衣やサンダルと並んだ夏のコーデの三種の神器と言っても過言ではありません。
ということで今回は、綿やポリエステルでは出せない「リネン素材」の魅力を徹底解説します！
使い込んでこそ
リネンは、夏服にありがちなペラペラな生地ではありません。軽やかな柔らかさと同時にハードなハリも併せ持った、非常に丈夫な素材です。
丸一日着込めば出てしまうシワや、何年も使い込んだことによる色褪せすらも風合いを出す要素に。天然の素材だからこそ、凹凸や不均一さも年季として美しく引き立ちます。こなれ感がアクセントになるのは、デニムと同じ仕組みです！ 使い込めば使い込むほど、自然な色気のある表情をコーデにプラスしてくれます。
見た目と実際の涼しさ
硬めの素材なら着心地は……？ と思う方もいるでしょうが、実は通気性と吸湿性こそリネンの最大の武器。
繊維の隙間から風が抜けやすいので、服が肌に張り付く不快感もありません。ベタベタな汗も速乾です。汗と湿度のハーモニーが奏でる香ばしい臭いには、これで別れを告げられます。
見た目が涼し気で夏らしい装いになるだけでなく、実際の着心地や性能も抜群な点は、実用性を重視するイケオジの皆さんに嬉しいポイントでしょう。
どんな色も武器になる
暗い色が落ち着いていて好みだから、という方もいれば、胸が透けるのはちょっと……と濃い色をチョイスする方もいらっしゃいますよね。そんな方たちは、黒いと雰囲気が重くなってしまうという経験を一度はされたことがあると思います。
一方で、明るい派手めな色が好きor得意なのに、オジさんが着るにはイタいか……？ と頭を悩ませている方もなかにはいるのでは？
@GettyImagesその問題、全部リネンで解決しましょう。
上に書いたような素材感のおかげで、黒や紺など濃い色を着ても重くならないのもリネンの魅力。対して、鮮やかなターコイズブルーやビビッドなピンクを選べば、一気にリゾート風の爽やかな着こなしに。白のスラックスなどを合わせれば抜け感が出て、どんな色でも間違いありません。
いかがでしたか？
今年の夏は、リネンを着ない理由がないです。
関連記事から、自分好みのリネン服を探してみてくださいね！
TEXT:FORZA STYLE
