日本テレビの『上田と女がDEEPに吠える夜』が5月28日に放送された。『上田と女が吠える夜』の新シリーズだという。今回のテーマは「生理」。観ていただければわかるが、男性の生理に対する認識が甘さがよくわかる。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。
「番組の調査によると男性は1日に必要な生理用ナプキンが1枚程度と認識しているそう。これについて、女性出演者からはさまざまな声が上がっていました」。
確かに1枚で済む人はほとんどいないであろう。
「これくらい我々男性は知らないんですよね。もっと言えば、セックスができない日というような信じられない認識をしている人もいるという…。何かを変える必要があると改めて感じました」。
今回お話を伺ったのは、生理でさまざまな苦労をしてきたと話す女性だ。
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島崎涼子さん(仮名・38歳)は、生理が重い方だと話す。
「生理といっても血が出ている瞬間だけでなく、前後の体調の悪さもあって、月に正常でいられるのは1週間もない場合も。生理中はなおさらです。本当にしんどいし、どうにかならないかな?といろいろ対策もしています。病院だけでなく、漢方やお灸にもたよったり…それでも辛いです」
学校や仕事を休むこともあり、その度心のない言葉をかけられてきたと話す。
「女だけずるいとか、特別扱いだとか給料泥棒なんていう陰口を言われたこともあります。おおげさだとか言いますけど、これは経験した人でないとわかりません。自分の意識とは関係なく、血がドボドボと出るんですよ。しかもどろりとした塊の血が出ることもあるんです。それが、1週間続く…耐えられますか?こんなこと話しても想像できないんでしょうけど」。
さらに涼子さんはこれまで付き合ってきた男性からも生理に対して、暴言を吐かれた経験を持つ。
「生理はセックスできない日と認識していて、せっかく会ったのにできないじゃんと帰られたこともあります。当時はまだ若かったから、それに対して何も言えず、怒らせちゃったかな?とか申し訳ない気持ちすら抱いていました」。
信じられない認識である。さらに、別の男性にはこんな事を言われたこともあると話す。
−生理の日は子供できないんでしょ?やりたい放題じゃん!