スニーカー出社、実は冷たい目で見られているかも……
オフィスでの服装に関しては年々そのドレスコードが緩くなってきているため、オンオフの切り替えが少ないファッションでも大丈夫というケースが増えてきています。
シューズに関しても同様で、堅苦しい革靴ではなく快適なスニーカーを着用するという方も増えてきたのではないでしょうか。
男性としては楽チンなスニーカーがオッケーとなるのは歓迎なのですが、実はそんなスニーカー男子はオフィスの中での評判があまり芳しくないという場合もあるのです。
ビジネススタイルにスニーカーあわせはアリ?ナシ?
ビジネススタイルにスニーカーというのは、少し前にニューヨーカーのできるビジネスマンがはじめたスタイルだと言われています。
ですからそれが日本に伝わったときは、できるニューヨーカーを模倣するというイメージも強かったのですが、マネをすればニューヨーカーに見えるかと言えばそうでもありません。
あくまでオシャレなニューヨーカーが、念入りにコーデを検討した結果スニーカーを取り入れているわけですから、単にアイテム使いだけを模倣したって、できるビジネスマンに見られるわけはないのです。
女子目線ではスニーカーで出社する男性はどう見られる?
では本題に入りましょう。スニーカーで出社する男性は女子にどう思われているのでしょうか。
もちろん出社する際に着用するシューズは、女子から見られたときの印象だけで選ぶべきではないという意見もごもっともです。
どうしても自己主張したいというのであれば、かたくなに自分のスタイルを守り切るというのもアリでしょう。
しかし実際に女子社員がどんな印象を持っているのかを、知っておくことも大切です。スニーカースタイルで出社する男性社員を、同僚の女性たちはどんな目で見ているのでしょうか。
まず一ついえるのは、単に楽をしたいからスニーカーを履いていると思われていることがほとんどということ。つまりオシャレや見栄えのことを考えず、楽に過ごすことを優先しているように見られるのがスニーカースタイルです。
コレは仮にどんなに高価なスニーカーを履いていても、多くの女性社員はそれがわかりませんので、運動靴としてみられてしまいますから同じことです。
オシャレや身なりに対してこだわりのない人、というレッテルを貼られてしまうわけです。
できるだけ避けたいスニーカーあわせのスタイルとは?
もちろんオフィスカジュアルにマッチしたスニーカースタイルというのもありますから、きちんとコーデやアイテム使いを考えていれば、そこまで冷ややかな視線で見られることはありません。
カジュアルスタイルにブラックあるいは濃いベージュの、装飾やライン、カラーの切り替えのないシンプルなスニーカーであれば、一般のビジネスシューズのようにも見え、オシャレに履きこなすことも可能でしょう。
しかし一見していかにもスニーカーと丸わかりのデザインだと、コーデのハードルが一気に上がり、かなり難易度が高まります。
まずは派手なカラーのラインが入っていたり、あるいはブランドのトレードマークがはっきり見えてしまうようなスニーカーは避けるべきです。カラーのラインやデザインがカチャカチャしたスニーカーは、まるで小学生男子が張り切って履いてくる運動会用の靴に見えてしまいます。
さらに、意外かも知れませんがホワイトのスニーカーも注意が必要です。オールホワイトならシンプルだからいいだろうと思うかも知れませんが、足下だけが真っ白になっているのは思ったよりも目立ってしまい、ビジネスカジュアルに合わせるのが難しかったりします。
通常の革靴でも真っ白のものを履く人はあまりいませんよね。
同様に、スニーカーの中には蛍光色のモデルもありますが、これもまたオフィスに履いていくのは避けるべきといえるでしょう。
さらに、オフィスカジュアルで比較的ラフなスタイルならスニーカーを上手に合わせることができますが、かっちりしたスーツスタイルの場合はスニーカーの着用は避けるべきでしょう。
スーツのデザインとスニーカーの親和性は高くありませんので、どうしても足下のミスマッチが悪目立ちしてしまいますから、やはりここはTPOをわきまえたシューズを履くことをオススメします。
TEXT:FORZA STYLE