ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
PROMOTION

伝説の屋根裏部屋に潜入!ゼニスの工房で福田が痺れた「文化的理由」

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録
 
ソウルメイトにもたくさんのファンがいるスイスの時計ブランドZENITH。

世界初の自動巻きクロノグラフムーブメントなどを擁し、熱狂的なファンを持つブランドとして知られていますが、そんなゼニスの工房に「ロック福田御一行」が潜入してきました。

一同が足を踏み入れたのは、時計好きなら一度は訪れたいと夢見る「伝説の屋根裏部屋」。

1969年に開発されたエルプリメロですが、当時は世界中に「クォーツ時計ブーム」が巻き起こっており、誕生早々に当時の経営陣によって見捨てられてしまいます。「機械式時計の時代は終わった」「すべての時計はお蔵入りにして、これからはクォーツを作るべきだ」「機械式時計に必要な工具、備品は即刻廃棄せよ」創業以来、一貫して機械式時計を作ってきた職人たちにとっては「死刑宣告」にも近いものでしたが、それほどに当時のクォーツブームは支配的であり、圧倒的なものだったのです。

ここで現れたのが、当時機械式時計の責任者だったシャルル・ベルモという人物。「機械式時計の魅力は、時代に左右されるものではない」「ゼニスが培った技術をたやすのは、後世への裏切りだ」そんな信念のもと、夜な夜なエルプリメロと機械式時計の製造に関する工具類を、埃だらけで誰も見向きもしなかった屋根裏部屋に隠したのです。それは決して誰にも打ち明けることができない「たった一人の戦い」でした。

時は経ち、再び機械式時計の価値が再評価された時、翻意を余儀なくされたのは経営陣たち。「我が社がかつてここで作っていた、素晴らしい機械式時計はもう作れないのか」そう頭を抱える経営陣たちに、ベルモが告白したのが、長年かたくなに隠し続けてきた「屋根裏部屋の存在」でした。

その瞬間、クォーツショックで永久に止まってしまうかにみえた「機械式時計の歴史」が、再び動き出したのです。

そんなゼニスの屋根裏部屋は、「世界時計遺産」に認定したいぐらい素敵な場所。ぜひ動画でじっくりご覧ください。また、こちらの工房は屋根裏部屋を含む見学ツアーも。機会のある方は、ぜひその空気を直に味わってみては?

【提供元】
ゼニス
03-3575-5861

RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5