上品顔スポーティはキレイめな装いとも好相性です
第147回はアディダス オリジナルスのガゼルです。
リバイバルトレンドにならい、歴史あるブランドが普及の名作を現代的にアップデートした復刻モデルをリリースし続ける昨今。ここスニーカー大全においても数多くご紹介してきました。これがまぁ、なんともFORZA世代の大人の物欲を刺激するというか、世代ど真ん中のアイテムばかりで、つい手が伸びてしまいますよね。今回ご紹介する「アディダス オリジナルス」の「ガゼル」もまた、その一つではないでしょうか。
トレーニングシューズとして1960年代後半に誕生したガゼル。イギリスを中心に70年代の若者の足元を席巻し、その後スケーターたちへ派生。ガゼルの1985年版モデルは、ストリートシーンにおける定番の一足となりました。そんな名作がこの度復刻。
スエードアッパーを採用したシックな佇まいは、カジュアルなボトムスはもとより、スラックスなどのキレイめなパンツとも相性抜群。つまり、スタイルを選ばずに大人のスポーティを香らせることができるというわけ。
懐かしの一足であるとともに、オジさんになった今履いても様になる。名品たる所以もさることながら、ワンランク上の大人のスポーティを楽しむなら今が狙い目です!
サイドにラバーテープを巻いたガムソール。フラットなソールが地面をキャッチしてくれるので、街使いにおけるグリップやクッション性も申し分ありません。
ブラックスエードの深みにスムースレザーのホワイトがメリハリを生みアクセントに。そこに、定番ディテールであるゴールドのレタリングがエッジを効かせます。ルックスのみに終始せず、履き口のフィット感やクッション性も実に快適。
マイルドなこなれ感を演出するベージュの一足は、スエードアッパーにパンチングデザインが施され、軽快な印象に。アイキャッチを誘うシュータンの鮮やかなブルーも見どころです。今注目を集めるカラーで楽しむのもオススメ。
レトロな佇まいを感じさせる、ビビッドカラーのレッド。実はこれ、1985年にリリースした「ガゼル 85」のリバイバルモデル。履き口がやや広くなり、足入れしやすくラフな履き心地を味わえます。履けば強インパクトを手に入れられるのは言わずもがな。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
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