皆さんスーツどれくらいの頻度でクリーニングに出していますか?
まさかクリーニングなんか出したことない!なんてことないでよね? 俺はきれい好きだから5,6回着たらクリーニングに出してるよって威張っているあなた。それでは型崩れや生地の劣化の原因に……。
実はスーツの適切なクリーニング頻度は1シーズンに一回と言われているのです。夏場であれば2回まで。
え、そんなの不潔じゃないかと言われるかもしれませんが、適切な管理を行えば汚れも臭いも防ぐことが出来るのです。
その方法がブラッシングとスチームアイロン。
今回はスーツの日常お手入れのやり方を紹介いたします!日常的に行うことが大切なので、習慣化してしまいましょう!
まずはスーツ専用ハンガーにかける
ジャケットは湿気を吸い取る効果のある木製のハンガーに、スラックスはクリップ付きのハンガーに吊るしてシワを伸ばしてあげましょう。
理想としては1日着たら2日間は休ませてあげること。直射日光に当たらない通気性の良いところで管理しましょう。
シーズンにつきスーツが三着あったほうが良いというのはこういう意味もあるんです。
ブラッシング
ブラシはまず下から上にかけてホコリや花粉などの汚れを落とします。そのあと上から下にかけて立ち上がった生地をもとに戻します。
このとき気をつけたいのがブラシと生地の相性。あまりに硬すぎるブラシだと生地を痛めてしまいます。
おすすめは馬毛のブラシです。比較的オールマイティで生地の素材を選びません。
スチームアイロンで殺菌、消臭
ハンガーにかけたジャケットにやや離れた距離からスチームを当てましょう。
シワがひどい場合や襟の折り目が弱くなってきたら当て布をしてしっかりとアイロンがけ。
特にスラックスはクリース(センターの折り目)が一度消えてしまうと正しく戻すのが大変なので完全に消える前に日頃からラインをつけてあげましょう。クリースのアリ無しで見栄えが断然変わります。
伸ばすべきところは伸ばして、折るところはしっかりと折る。人間と一緒でメリハリが大切です。
いかがでしたでしょうか?
日常から出来るスーツのお手入れでした。これらを毎日やるというのは大変かもしれませんが、心に余裕があるとき、逆に忙しすぎて少し落ち着きたい!なんてときに日頃の相棒のお手入れをしてみてください!
TEXT:FORZA STYLE