「ハラスメントらしき発言を見つけると、1から100まで取り締まってるんですよ。しかも本人はそれを正義だと思っているんです。いいことをしていると信じて疑っていません。むしろ使命感を感じている風です。でもこちらからすると正直なところ、ただの暇人。もっと辛辣なことを言えば、自分が仕事があまりないことを棚に上げて、誰かの揚げ足とっている風にも見えちゃって正直、残念すぎる」。
実はこの女性社員はいわゆる社内ニート、職場にいながら、ニート化している社員で、簡単な雑用以外を頼めないため暇を持て余しているというのだ。
「この間もまた50代の男性社員をとっ捕まえて、ハラスメント警察出動させていました…」。
それが、「今晩は何作るの?」と聞かれたことがきっけだったという。【後編】では、時代遅れ上司VS自称ハラスメント警察の戦いのリアルに迫っていきたい。
取材・文/悠木 律
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